2023年3月5日に開幕した蒲郡「愛知バス杯争奪ABCツアーカップ」。5日間の日程で開催され、9日の優勝戦に出場した「徳増秀樹」がイン逃げを決めて優勝を飾りました。
徳増はモーター抽選でまずまずの好機を手にし、初日からピンピンの好発進。2日目以降はオール3連対と安定した走りを続け、4日目の準優勝戦も難なくイン速攻を決めて優勝戦1号艇をゲット。
迎えた優勝戦メンバーはこちら。
優勝戦のプレッシャーもあってか、本番のスタートタイミングはコンマ21。さらに、5号艇久田敏之がコンマ03でスリットを通過し、大波乱を感じさせる展開に。
そんな状況でもこなしてしまうのが、百戦錬磨の徳増秀樹。
スリット通過から艇を伸ばし、迫ってきた濱本優一、久田敏之をブロックしながら先マイを敢行。他艇に付け入る隙を与えず旋回すると、2マーク以降は差を広げて1着でゴール。
この優勝で2023年は既に3勝目。しかも、内1勝は浜名湖のG1(東海地区選手権)を制しており、今大会の賞金を足すとランキング10入りを果たしています。
勝利者インタビューでは以下のように話しています。
(スタートで)やっちゃった~って感じでした。スタート展示の時にちょっとモソっとしたので、まずいなぁと思った。足は自信あって伸び返したけど、余裕のあるターンではなかった。
昨日の反省踏まえてペラ調整して、日が暮れてからシュンっていったんので、もう大丈夫と思った。
(既に優勝3回ですが)リズムいいですね。
(ファンに向けて)SGでフライングして地獄を見てきたので、ここから天国を見ていきたいと思います。
真面目に回答した後、最後は徳増秀樹の名台詞「濃く行きます」を披露w
まだ3月なのでこれからが本番ですが、現在の勢いを継続できればグランプリ選出はほぼ間違いないでしょう。
少し前には「徳増からパワハラを受けた」と後輩からの告発もあったので、ファンからは精神的な部分を心配する声も聞こえていました。
ただ、その不安は全くとして問題なさそう。
3月16日からは久々のSG出場(クラシック)も決まってますし、今の流れだと2020年6月(グラチャン)ぶりのSG制覇を成し遂げてもなんら不思議はありません。
まずは目の前のクラシックでどのモーターを引くのか?好機であれば良いですが、いずれにおいても今後の「徳増秀樹」には注目です!
徳増秀樹の成績をはじめ、嫁・年収・愛車などは以下の記事をご覧ください。