2023年2月6日からボートレース住之江で開催される「G1第66回近畿地区選手権競走」。オフィシャルサイトでは出場予定の選手が発表されました。
松井繁・田中信一郎といったベテラン勢をはじめ、馬場貴也・中島孝平・石野貴之などグランプリレーサーも参戦。また、女子界からは落合直子・遠藤エミの他に、2023年前期からA1級に昇格した「西橋奈未」の名前も。
今大会のドリーム戦出場者は、ファン投票で選ばれる仕組み。初日12R「ドリーム1st」と、2日目12R「ドリーム2nd」に選出された12名は以下の通り。
2月6日ドリーム戦「ドリーム1st」
2月7日ドリーム戦「ドリーム2st」
初日の1号艇に座るのは、大阪支部を代表する艇界のレジェンド「松井繁」。大ベテランながら1位での選出はさすがです。
遠藤エミは昨年の第65回大会(びわこ)に続いて今年もドリーム戦に選出。前回は6号艇で6着でしたが、今回は2号艇での出走となります。今年こそは上位に入って得点を上積みしたいところ。
2日目の1号艇は、2022年の賞金王にあと一歩届かなかった「馬場貴也」。昨年はゴールデンレーサー賞を受賞し、自他共に認めるトップレーサーの仲間入りを果たしています。
両日ともに並み居る猛者たちが出揃った中、唯一重賞タイトルを獲得していない「西橋奈未」が大抜擢!
公式画像 | |
名前 | 西橋奈未(にしはしなみ) |
登録番号 | 4961(119期) |
デビュー日 | 2016年11月17日 |
生年月日 | 1996年7月19日 |
身長/体重 | 155㎝/45㎏ |
出身/支部 | 石川県/福井支部 |
通算成績 | 優勝2回 ※一般戦のみ |
これまでに西橋奈未が出場したG1競争は「レディースチャンピオン」と「ヤングダービー」のみ。近畿地区選はもちろん、男女混合G1戦の出場は初です。
西橋奈未の魅力といえば、瞬時に状況把握する判断力と、男子顔負けの旋回スキル。それと男性ファンが虜になる美しい見た目w
全てを兼ね備える彼女だからこそ、多くの得票数を集めることができたのでしょう。
もちろん、簡単に切り崩せるメンバーではありません。ただ、西橋奈未はどのコースからでも舟券に絡む万能型。ドリーム戦の5コースはむしろ得意な方なので、波乱を巻き起こす可能性は十分あります。
ちなみに、ドリーム戦は「点増しレース」となっており、予選よりも得られる点数が優遇されています。
着順 | 予選 | ドリーム戦 |
---|---|---|
1着 | 10点 | 12点 |
2着 | 8点 | 10点 |
3着 | 6点 | 9点 |
4着 | 4点 | 7点 |
5着 | 2点 | 6点 |
6着 | 1点 | 5点 |
通常、6着を取ってしまうと1点しか付与されないので、予選通過をするには後がない状態となります。
しかし、ドリーム戦であれば最低5点が付与され、戦いを有利に進めることが可能です。また、ドリーム戦で5枠を走るため、初日と3日目以降の予選において同枠が振り分けられることはありません。
大きな着になりやすい5枠で、最低でも5点が得られることは準優進出に向けてかなり有利と言えるでしょう。(妨害や失格、各種違反は予選と同じく減点)
実力のみで見れば、G1・SGを走っていても不思議はない選手です。まずは初出場の男女混合G1でどこまで通用するのか?注目が集まります。