2023年3月16日~3月21日までボートレース平和島で開催される「SG第58回ボートレースクラシック」の出場レーサーが発表されました。
例年にも増してクラシック出場権をかけた争いが行われましたが、中でも王者「松井繁」の勝負駆けは大きな話題に。
特に注目が集まった22年12月27日の宮島「第10回新東通信杯」。
22年の優勝回数を5回として勝負駆けに成功し、ボートレースクラシックへの出場権利を獲得。クラシックへの出場は2年ぶり26回目の出場となります。
最終的に2023年のクラシック出場者は「優勝5回」の選手11名で「選考勝率上位8名」が出場権利を手にする結果となりました。
松井繁の他にも、土壇場で優勝回数を加算し勝負駆けに成功した選手がいます。
篠崎元志は、12月28日に芦屋の一般戦を制して優勝回数を4回→5回に。
仲谷颯仁は、12月28日三国の一般戦を制して優勝回数を4回→5回に。
篠崎元志、仲谷颯仁の優勝はまさに値千金。「クラシック出場」というとんでもなく大きな“副賞”も手に入れることができ、最高の形で1年を締めくくりました。
12月27日の尼崎一般戦を制し、優勝回数を5回とした古結宏は選考勝率が僅かに仲谷颯仁に届かず、惜しくも予備1位での選出。繰り上がりを待つ状況です。
クラシック出場を懸けてし烈な出場争いが繰り広げられてきましたが、残る議席はあと6つ。そのラストチャンスとなるのが2月から各地で開催される地区選。
- G1四国地区選手権
-
鳴門2月4日~9日
- G1中国地区選手権
-
児島2月5日~10日
- G1近畿地区選手権
-
住之江2月6日~11日
- G1関東地区選手権
-
江戸川2月10日~15日
- G1東海地区選手権
-
浜名湖2月11日~16日
- G1九州地区選手権
-
若松2月12日~17日
地区選の優勝選手にはクラシック出場権が与えられるので、まだ権利を持たない選手にとっては最後の大勝負となります。
ベテラン、ルーキー、レディース、そしてA1級、A2級と多様な選手層で争われる地区選。その中から誰が優勝し、クラシックへと向かうのか?今から楽しみでなりません!
個人的に注目しているのは今年からG1に本格参戦する「定松勇樹」。
艇界のスーパースター「峰竜太」を師匠に持ち、2023年度のトップルーキーにも選出された実力者。初出場の「九州地区選」で優勝してSG初出場…なんてドラマが待っているかも。