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競艇のチルトってなに?角度変更による影響&展開の予測方法

出足か伸びか?チルト角度によって変わるレース展開や競艇予想方

ボートレースの知識を覚えていく過程で必ず耳にする「チルト」という用語。

チルト角度を上げる(はねる)といった使い方をしますが、何も知らないと「何それ?」ですよね。

そこで今回は、最低限知っておきたい「チルト」について解説。初心者向けに説明するので、競艇を始めたばかりの方、うる覚えの方はぜひ最後までお付き合いください!

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競艇のチルトとは?

まずは「チルト」がどんな役割を果たしているのか理解しましょう。

チルトの意味はボートに取り付ける角度(図解付き)

チルトとは「ボートに取り付けるモーターの角度」のこと。チルトアジャスターという部品で調整を行い、角度を上げたり下げたりします。

チルト角度の調整は基本的に選手任せとなりますが、競艇場によっては最大角度に制限があることも。

制限が設けられている理由は「事故を減らすため」。それだけチルト角度がレースに影響するものだと認識しておきましょう。

「上げる=はねる」と表現されます。どちらも同じ意味なので、好きな方をお使いください。

チルト角度は「-0.5度~3度」の8種類

チルト角度の種類

-0.5度・0度・0.5度・1度・1.5度・2度・2.5度・3度

変更可能なチルト角度は8種類。競艇場によって変更できない角度もあります。

余談ですが、2008年11月の多摩川競艇場にて「チルト4度」を試していた時期がありました。しかし、あまりの暴れっぷりに幻となりました。

各ボートレース場の最大チルト角度

最大角度競艇場
-0.5度なし
0度なし
0.5度戸田
1度桐生
1.5度住之江・若松・福岡・大村
2度江戸川・徳山
3度
(2.5度なし)
平和島・多摩川・蒲郡・常滑・津・三国・びわこ・尼崎・鳴門・丸亀・児島・宮島・下関競艇・芦屋・唐津
3度
(2.5度なし)
浜名湖

前述したように調整できる角度は競艇場によって違いがあります。あなたがよく挑む競艇場の最大角度だけでも頭にしまっておきましょう。

最大角度が0.5度の戸田、1度の桐生が他より制限している理由は、コースレイアウトの幅が狭いから。特に戸田のコース幅は日本一狭い競艇場です。

標準となっている角度はマイナス0.5度

現在、ほとんどの競艇選手は「チルト-0.5度」に調整しています。標準角度を「-0.5度」にしているのは以下の理由。

  • 2014年に「出力低減モーター」を採用
  • 直線の伸び勝負が難しくなる
  • 環境に適した出足重視(-0.5度)が主流に

10年以上の前のレース映像を見たことはありますか?

今のレースとは明らかにスピード感が違い、ホームストレッチなどで追い抜くシーンは日常茶飯事。ただ、出力低減モーターに変わったことで、モーターやプロペラ重視の時代は終焉を迎えました。

昔ながらの競艇ファンには物足りないかもしれませんが、今後もチルト-0.5度が標準となっていくでしょう。

チルト角度変更による影響やメリット・デメリット

チルト角度によってどのような影響があるのか?また、角度を変更した際のメリット・デメリットとは?

角度による影響は自転車のタイヤ幅と似ている

チルト角度による影響やメリット・デメリット 影響は自転車のタイヤ幅と似ている

発揮する性能が大きく異なる「太いタイヤと細いタイヤ」の自転車。実はチルト角度による影響も、この2つの性能に少し似ていると(個人的に)感じています。

太いタイヤの場合、荒れた道でも安定して走れますが、スピードを追求することには向いていません。

一方、細いタイヤの場合、安定感を求めることはできませんが、太いタイヤよりスピードを乗せることができます。

なぜこのように性能の差が生まれるのか?

それは、地面との摩擦(抵抗)の大きさが違うから。同じことを「チルト」に置き換えた場合、抵抗を受けるのは水面です。

  • 角度を下げると艇先は下向きとなり、水面との抵抗は大きくなる
  • 角度を上げると艇先は上向きになり、水面との抵抗は小さくなる

この水面と接する面積の差が、走りに大きな影響を与えます。

水面とボートが平行の角度が「チルト0度」。それより下向きならマイナス、上向きならプラス。

チルト角度が最小の-0.5度だった場合

現代のボートレースで主流になっている「チルト-0.5度」の特徴。

艇先が水面の下を向き接水面積が大きくなるので、出足が良くなり安定感が増します。しかし、チルトをはねたボートより抵抗が大きくなる分、直線での伸びは劣ってしまいます。

チルト角度が最大の3度だった場合

次に、最大角度の「チルト3度」に見られる特徴。

艇先が上向きとなって接水面積は小さく抵抗が少ないので、直線での伸びは最大となります。

その反面、-0.5度と比較すると出足が劣ってしまい、コーナーでの安定性も低下。よって、細かいハンドル操作が難しくなります。

「-0.5度」vs「3度」どちらが有利?

チルト角度によってメリット・デメリットがある中、はたして「上げる or 下げる」はどちらが有利なのか?正解は存在しませんが、一般的な捉え方で結論づけるなら…

主流の「-0.5度」にした方が有利

そう答えた最大の理由は、上記でも説明した「出力低減モーター」の存在。

このモーターが採用されたことにより、いくらチルトをはねても”伸び”は制限されました。要は、チルトをはねる最大のメリットが軽減されてしまった訳です。

それともう一つ、チルト3度の艇を自在に操るのはSGレーサーでも困難。敢えてそのリスクを選択する選手は少ないのでしょう。

ただし、6コースを自ら選択する「アウト屋」たちは、有利・不利など関係なくチルトをはねて走っています。

ボートレース界の絶滅危惧種と言われているアウト屋。ひりつくレースが好きな方は、そんな”漢”たちを追いかけましょうw

チルトをはねた選手がいた場合の展開予想

チルトをはねる選手が少なくなったとはいえ、番組表を見ているとちょこちょこ目にします。そういったレースで注意してほしいことをいくつか解説します。

チルト0度にする選手は意外と多い

風速5m以上だったり波が高い日など「チルト0度」にする選手は多いです。

なぜなら、ターン性能より伸びを重視したいから。

江戸川競艇など荒れた水面で採用するケースが多く、直線での勝負に重きを置いた策と言えるでしょう。ターンの繊細さが損なわれる代わりに”伸び”で有利な戦いが可能となります。

とはいえ、チルト角度「-0.5度 or 0度の違い」は微妙な差。乗り心地は若干異なるものの、レースに与える影響は限定的かも。

単騎ダッシュの艇のみ0度だった場合、一撃まくりを一考する必要あり。その選手が格上であれば要注意です。

チルト1~3度は波乱の可能性大

よほど天候が悪くない限り、チルトを1度以上にしている選手は「アウト屋」ぐらい。

仮にアウト屋が番組表にいる場合は、波乱も含めた展開予想をおすすめします。ただし、以下のことは絶対にお忘れなく。

  • 競艇は「6コースが最も不利」である
  • あなたが思っている以上に”アウト屋を好きな競艇ファン”は多い

人気があるアウト屋とはいえ、さすがちょっと売れすぎじゃないか?そう感じるレースは多々あります。現代でいえば「菅章哉」が良い例ですね!

オッズが偏っている場合は「高配当狙う or 見送る」か。状況に応じた判断が求められます。まぁ、自信がないレースは見が一番ですw

チルトを2~3度にしている選手がいる場合、万舟狙いする穴党には大チャンス!オッズと相談しながら一撃を狙っちゃいましょう。

【注意】江戸川競艇のチルト角度は例外

全国24ある競艇場の中で「江戸川競艇」のみ、一般的なチルト角度の常識が通用しません。

主流の「チルト-0.5度」に調整する選手も多いですが、他では滅多に見かけない「0度~2度」もよく見かけます。なぜ、このような現象が起こるのか?

まず、江戸川競艇の特徴をご覧ください。

江戸川競艇の特徴
  • SG選手でもスタートを置きにいくほど難しい
  • 2コース以外の差しが決まりにくい
  • 24場で抜きの成功率が最も高い

上記のようになってしまう原因は「常に水面が荒れている」から。

大荒れの水面状態で接水面の大きい「-0.5度」だと、影響をモロに受けてしまい、スタートを合わせるのは至難の業。

また、2コース以外の差しが決まりにくく、内側が伸びないのは明らか。逆に、大外をまわした艇がバックストレッチなどで抜くシーンをよく見かけます。

以上の特徴をまとめると、チルト角度(-0.5度)で出足を求めるより、ターン後の伸びを重視した角度(0度~1.5度)が有利だと推測できます。

それと、静水面だと-0.5度の方が安定感は増しますが、江戸川ほどの波高にはその常識が通用しないようです。

接水面積がより少ない(チルトをはねた)方が、総合的に判断して有利に働くのかもしれません。

いずれにしても、江戸川を攻略するのはほぼ無理(笑)ココでプラス収支の人を見たことがありません。

チルトをはねる代表的な選手

実際にチルトをはねて走っている選手を数名紹介します。

阿波勝哉(アワカツヤ)

公式画像阿波勝哉の公式プロフィール画像
選手名阿波勝哉
生年月日1973年4月18日
最高級別A1級
所属支部東京支部
優勝回数19回(一般)

アウト屋のレジェンド「阿波勝哉」。

全盛期の頃は、最大角度(チルト3度)に調整するのが日常でした。しかし、もちペラ制度の廃止、出力低減モーターに変更されて以降は苦戦が続いています。現在は「0.5~1度」の調整が多め。

菅章哉(スガフミヤ)

公式画像菅章哉(105期)
選手名菅章哉
生年月日1988年7月2日
最高級別A1級
所属支部徳島支部
優勝回数24回(一般・G3)

チルト3度で勝ちまくっていた「菅章哉(スガフミヤ)」。

おそらく、ボートレース界でアワカツの次にチルト3度を極めていた選手であり、SG・G1でも1着を量産するほどの実力者。

大きな大会だと最大角度で挑むことが多いので、アウトコースにいても軽視してはいけません。

和田兼輔(ワダケンスケ)

公式画像和田兼輔(ワダケンスケ)
選手名和田兼輔
生年月日1986年12月28日
最高級別A1級
所属支部兵庫支部
優勝回数15回(一般・G3)

インコースでもチルト0度を貫く「和田兼輔」。10年以上前に選手生命に関わる怪我から復帰し、2017年には通産500勝を飾っています。

堀之内紀代子(ホリノウチキヨコ)

公式画像堀之内紀代子の公式プロフィール
選手名堀之内紀代子
生年月日1979年9月9日
最高級別A1級
所属支部岡山支部
優勝回数12回(一般・G3)

チルト3度で話題の「堀之内紀代子」。

2022年9月の蒲郡一般戦では、全レース”チルト3度”に調整。しかも、1着5回、2着4回と好成績を残してしまう実力者。お世辞抜きで、女子No.1のまくり屋だと思いますw

直近の調子を継続できれば、間違いなく重賞レースで実績を残すはず。今後の活躍から目が離せません!

仲道大輔(ナカミチダイスケ)

公式画像仲道大輔(127期)
選手名仲道大輔
生年月日2000年5月6日
最高級別A2級
所属支部愛知支部
優勝回数1回(一般)

チルト3度の若武者といえば「仲道大輔」。

おそらく艇界唯一?のパンチパーマをあて、見た目もさることながら実力も世代トップクラスの人気者。

要所要所でチルト角度を使い分け、アウトコースでここぞ!という時は伝家の宝刀(チルト3度)でファンを沸かせる存在です。

チルト3度がよく分かるYouTube動画

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