30代に入って飛躍の予感がする115期「仲谷颯仁」。
2025年2月の九州地区選手権で2度目のVを達成するなど、多くのスターがいる福岡支部で次のSGレーサー候補に名乗りを上げた若き実力者です。
ぱっと見、あどけない笑顔の弟分キャラといった印象ですが、私生活では2人の娘を育てるイクメンパパ!家族とファンの期待を背負い、夢のグランプリ制覇を目指しています。
そこで今回は、デビューから現在の戦績をはじめ、あまり語られないプライベートまで深掘りしていきます。
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仲谷颯仁とは?

仲谷颯仁は福岡県北九州出身、福岡支部に所属する115期ボートレーサー。
男ばかり三兄弟の次男として育ち、最終学歴は高稜高等学校卒業。若松競艇場からわずか1km少々しか離れていない場所にあります。
仲谷颯仁の公式プロフィール
公式画像 | ![]() |
名前 | 仲谷颯仁(なかたにはやと) |
登録番号 | 4848(115期) |
生年月日 | 1994年8月20日 |
身長/体重 | 162cm/52kg |
出身/所属 | 福岡県/福岡支部 |
デビュー日 | 2014年11月5日 |
仲谷颯仁の出場予定や期別成績は、オフィシャルサイトの選手ページでご確認ください。
競艇選手を目指したきっかけ

競艇の道を志したのは高校3年の時。小中高と励んでいたサッカー部のフィジカルトレーナーから「競艇選手になったら?」勧められたそうです。
さっそく近くにある若松競艇場でレースを見た感想は「むちゃくちゃかっこいい!」。そして、高収入が得られることも魅力に感じ、高校卒業年の秋に養成所を受験。
見事一発で合格して訓練生となる資格を勝ち取りました。
やまと競艇学校時代の成績

- リーグ勝率:7.99(1位)
- 準優出:4回
- 優出:7回
- 優勝:3回
- 卒業記念:5位(1号艇)
仲谷颯仁は115期訓練生として2013年の秋に養成所へ入所。
リーグ戦では全体1位の勝率7.99を記録。全7戦で優出を果たし、3回の優勝を飾る圧倒的な実績を残しています。
卒業記念競走も優出1号艇を手にしますが、本番の進入は自ら大外6コースを選択。結果は5着に敗れたものの、養成所チャンプの名誉を捨ててまで「デビュー1年目から結果を出す」という強い決意と覚悟を感じるレースでした。
同期(115期)の注目選手
115期の有望株は、SG優出経験もある群馬支部「関浩哉」。2024年にはBBCトーナメント初優勝・ヤングダービーで史上初のV2を達成しました。
その他、2024年に一般戦7Vと結果を残した佐藤隆太郎、養成所チャンプの野中一平、養成所リーグで仲谷に次ぐ勝率7.92をマークした権藤俊光も期待のレーサーです。

115期のマドンナは前田紗希ちゃん。少し前に大怪我から復帰して既にA1級へ昇格!
師匠は川上剛。兄弟子に西山貴浩


仲谷颯仁の師弟は、同じ福岡支部91期の「川上剛」。2015年九州地区選手権で優勝し、SG予選突破の経験もある敏腕レーサーです。
川上剛が師匠なので、97期のエンターテイナー「西山貴浩」とは兄弟子の関係。
西山からはレース場の内外で可愛がられており、実力も十分に認められている様子。仲谷も西山のことを「尊敬する選手であり目標でもある」と話しています。


仲谷颯仁の結婚・嫁・年収・愛車など
水面を離れると”イケメンパパ”の一面を感じさせる仲谷颯仁。
本人はインターネット全般が苦手でSNSなどは他人任せ。ただ、プライベートについてはいろんな動画やインタビューでチラホラ口にしています。
2016年に一般女性と結婚
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2016年8月25日、22歳の時に一般女性と結婚。
お子さんは娘が2人。休日には家族でドライブに行ったり、公園で遊んだりして過ごしている姿が公開されています。
多摩川競艇場で拾った猫と暮らす


仲谷家には「多摩よ(たまよ)」という名前の猫がいました。
この猫は2015年頃に多摩川競艇場のペラ小屋で保護され、縁あって仲谷が福岡まで連れて帰ってきたらしい。ちなみに、名付け親は兄弟子の西山貴浩w
家族の一員となった「多摩よ」は颯仁のことが大好きだったそうですが、残念ながら2025年1月に天国へ。



温かい家庭で終生まで過ごした多摩よ。きっと幸せな生涯だったはず。
趣味は釣り・ゴルフ・サッカー。少年期にはピアノも


仲谷颯仁の趣味ですが、新人時代は「サッカー・スケボー」。最近は師匠(川上剛)の勧めで「ゴルフ」と答えていて、インスタでは釣りをする姿もアップされています。
また、幼い頃には「ピアノ」をやっていたことも。ここまでくれば多趣味というより「多才」と呼んだ方がいいかもしれませんねw
ポンコツではないが、ポンコツ級の事件を起こす
西山貴浩がホストを務めるボートレース福岡のYouTubeチャンネル「ニシヤマの部屋」に出演時、仲谷のポンコツぶりを暴露されました。
桐生の記念G1に2人揃って参戦した際、西山は仲谷を連れて高級寿司屋へ。寿司が好物の仲谷は大喜びしたそうですが、たった2貫で気分が悪くなり店外で嘔吐。
仕方なく仲谷を宿へ連れて帰り、別の選手と飲み直すことに。しかし、少し経ってから仲谷が現れて「腹減ったっす」と一言。夜中の回転寿司屋で安いマグロを美味そうに食べる仲谷を見て、西山は「二度と連れて行かん」と呆れ果てたとかw
どうやらエビを食べたことでアレルギーを起こしたのが原因っぽい。



一連の動きは紛れもなくポンコツだな(笑)


SNS(インスタ)は弟が運用代行
仲谷颯仁はインスタグラムのみアカウントを開設していますが、本人は「疎いので」と自ら更新しておらず、弟(Leo Nakatani)さんに運営を任せています。
アカウント開設は2024年11月。まだ画像や動画の数は少ないですが、貴重なプライベートの姿を覗ける場所となるので今後の更新が楽しみです。
仲谷颯仁の年収(年別獲得賞金)
年 | 獲得賞金 | 順位 |
---|---|---|
2024年 | 48,860,000円 | 56位 |
2023年 | 35,550,000円 | 146位 |
2022年 | 47,470,000円 | 60位 |
2021年 | 38,120,000円 | 94位 |
2020年 | 46,720,000円 | 56位 |
2019年 | 39,140,000円 | 79位 |
2018年 | 40,270,000円 | 57位 |
2017年 | 39,020,000円 | 61位 |
2016年 | 13,410,000円 | 677位 |
2015年 | 7,450,000円 | 1261位 |
デビュー2年目となる2017年に獲得賞金を4000万円近くまで伸ばし、年末のSGグランプリシリーズに初出場。
その後も順位変動はありますが、大きな落ち込みなく安定した賞金を稼ぎ続けています。


仲谷颯仁の愛車はレクサス


上記写真のハンドルを見れば分かる通り、仲谷颯仁の愛車は高級国産メーカーのレクサス。
詳細なモデル・型式までは分かりませんが、座高が低く、2列目の特徴的な窓の形から、セダンタイプの可能性が高そう。いずれにせよ、軽く1000万円オーバーのハイグレードモデルでしょうねw



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仲谷颯仁の強さが分かる過去実績
2014年11月5日、地元若松の一般戦でデビュー。
初戦から集団Fに巻き込まれる不運なスタートとなりましたが、それでも1年目から頭角を現し同期の出世争いをリード。そして、現在に至るまで輝かしい実績を残し続けています。
2015年2月の若松で初勝利
デビュー2節目の芦屋最終日で初めて2着に入った仲谷颯仁。その後も善戦を続け、待望の初1着水神祭は2015年2月13日の若松一般戦3日目。
大外6コースからコンマ11のトップスタート。隣の5コース浅和重哉がコンマ31と大きく遅れたことでまくりに勢いがつき、内5艇を一気に飲み込んで1着。
同期では2番目の速さとなるデビュー28走目でのうれしい初勝利となりました。
2017年1月の唐津で初優勝


仲谷颯仁は進入コースの幅を広げるにつれて勝率も確実に上昇。
2016年8月若松ではゴンロクを1度も取らない健闘ぶりで初優出。その後も先輩レーサーと互角に渡り合う走りを披露します。
初優勝は2017年1月の唐津一般戦。
初日からソツなく着を拾って予選、準優を突破。優勝戦は5コースから好スタートを決めると、1マークでまくり差しを決めて1着。デビュー2年2ヵ月、同期では加藤翔馬に続く2番目の初V水神祭でした。
2017年グランプリシリーズでSG初出場
A1級初昇格を果たした2017後期は、優出15回優勝3回と高実績。選出順位59番目でSGグランプリシリーズ初出場を果たしますが、初の大舞台で本来の良さを発揮できず。
そんな中、イン戦が回ってきた5日目、トップスタートから逃げ切ってSG初勝利。レース後には嬉しい水神祭が行われました。
2018年九州地区選でG1初優勝
”トップレーサーの仲間入り”といっても過言ではないG1のタイトル。その目標はグランプリシリーズの2ヵ月後、あっさりクリアしてしまいます。
その大会は、2018年2月に地元若松で開催されたG1九州地区選手権。
予選で3勝を挙げて波に乗ると、準優も1コースから西山貴浩、峰竜太などを振り切って1着。
「めっちゃ緊張した」と語った優勝戦もインからコンマ04の完璧なタイミングで飛び出し、難なく1マークを回り切って1着でゴール。
インタビューの第一声は「お母さんやったよ」と、女手ひとつで育ててくれた母親に感謝のコメント。同期一番乗りのG1優勝を達成し、翌月のSGクラシック出場権を獲得しました。
F2の影響でA1級から陥落
2018年は5つのSGに出場し、翌年のオールスターで初の予選突破を達成。
2018、19年のトップルーキーにも選ばれ、これ以上ないほど順風満帆と思われたのですが…。そんな矢先に陥ったのが「F2の落とし穴」でした。
2020年前期審査が始まったばかりの5月11日にG1周年でF。さらに、6月にも丸亀G3ウエスタンヤング4日目に2本目のF。
何とか90走はキープしたものの、勝率6.01と振るわず5期続いたA1級から陥落。しばらくSG・G1戦線からの離脱を余儀なくされてしまいます。
G1で健闘を見せた2024年
わずか1期でA1級に復帰しますが、記念開催でなかなか結果が残せない日々。そうした状態でトップレーサーの壁を破る兆しを見せたのが2024年でした。
九州地区選・大村周年・住之江高松宮記念のG1優出に加え、G2以上の開催で26勝を挙げ、年末のSGグランプリシリーズでも節間2勝をマーク。
再びG1タイトルを手にする土台はかなり強固なものとなりました。
2025年九州地区選で2度目のG1V


「2つ目のタイトルを取りたい」という思いを抱き続けていた仲谷颯仁。
そのチャンスが巡ってきたのは、2025年2月に大村で開催したG1九州地区選手権。
2日目のイン戦勝利からリズムを掴み、予選を「431122」で2位通過。準優も難なく逃げ切って優勝戦は2コース進入となり、1号艇に座る同支部「羽野直也」との同支部対決に。
スタートでわずかに先行すると、1マークで鋭い差しハンドルを入れて強襲。先マイした羽野がターンマークを外したことで、悠々と突き抜けに成功。そのまま隙のない旋回を重ねて1着でゴール。
2度目の九州チャンプ戴冠が自身7年ぶりのG1タイトル獲得となりました。


まとめ
勝率7点台を維持し、A1級でも上位の安定感を見せている仲谷颯仁。今の勢いを継続できれば、そう遠くない日に”SGウィナー”の称号を手にすることでしょう。
本人曰く、今後の目標はグランプリ出場。理想のレーサー像は「毎年グランプリに出場するような強いレーサー」と回答。
わずか18人しか出られない年末の切符をつかむためにさらなる活躍が期待されます。
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