2024年11月10日に開幕した尼崎G1ダイヤモンドカップ。
初日第10レース、エースモーターの前田将太がまくり差しで1着独走。通常、ここから先頭が入れ替わることはほぼありませんが、ボート界の”熱男”こと「宮地元輝」が最終周回で大逆転劇を魅せました!
人気決着だったとはいえ、猛者が集うG1競争でこんな展開は極めて稀。宮地ファンとして興奮が収まらないのでちょっとだけ紹介させてくださいw
同レースの顔ぶれはこんな感じ。
1号艇に宮地元輝、そして2連対率55%のオレンジモーターを手にした3号艇前田将太が人気した番組。
スタートは内枠3艇が揃って0台で踏み込むスリット隊形。宮地にとっては絶好の逃げ展開となりますが、1マークで若干膨らんでしまいます。
その隙を見逃さなかった前田。機力を活かしたまくり差しで先頭に立ち、2マークで宮地のツケマイを防いで単独1番手で独走状態に。
正直、この時点でほぼ全てのファンが”前田1着”を確信していたはず。ひょっとしたら、諦めていなかったのは宮地だけだったかもしれません。
2周1マーク、2マークで全速ツケマイを敢行したものの、いずれも逆転には至らず。
3艇身ほどの差で迎えた最終周回。
ここまで全て前田の外を回す全速旋回でしたが、3周1マークで繰り出したのは差し。この奇襲を想定していなかったのか、ターンマークを外したところへズバっと突き刺さります。
施行者側もこの展開は想定外だったのでしょう。
3周1マーク手前まで「312」のみだったのが、バックストレッチに差し掛かったあたりで「132」の確定オッズも追加w
その後、2マークで先マイした宮地が先頭を守り抜き、ホーム側へお辞儀をしながら1着でゴールしました。
まさかあそこから勝ってしまうとは…
でも、宮地元輝という男は何か起こしてくれる!そうした期待を抱かせてくれる選手であり、同様のケースは1度や2度じゃありません。
どんな状況であろうが絶対に諦めず、グレードお構いなしに全力で向き合う姿勢。こんなん魅せつけられたらそりぁファンも増えますよw
11月10日現在、賞金ランキングはグランプリ圏内の11位(約8135万円)。また、チャレンジカップにも出場するので、グランプリ本戦の初出場はほぼ当確!
2つのSGでどんな走りを魅せてくれるのか?いつも以上の厚張りで応援させていただきます。