2024年11月5日、多摩川開催の「G1ウェイキーカップ開設70周年記念」優勝戦において、絶好枠からイン速攻を決めて勝利。10月のびわこG2に続き、今年に入って2度目のG1制覇を果たしました。
このVで優勝賞金1200万円を獲得。賞金ランキング44位から20位ちかく浮上し、グランプリ本戦の選出枠18位まで大きく前進しています。
今節は好調機(52号機)を引き当てると、初日から5戦3勝のオール連対で予選トップ通過。
準優も難なく逃げ、迎えた優勝戦。
新旧のスター選手が出揃った中、抜群のスタートでイン先マイ。そのまま他艇を寄せ付けないターンで逃げ切り、昨年6月の蒲郡周年以来、5度目のG1制覇を成し遂げました。
今後注目されるのが、SGグランプリを懸けた賞金ランキング。
今大会の優勝で44位➝25位付近まで上昇したことによって、次節以降の結果次第では本戦出場(18位以内)も狙える状況です。
選出期間内の勝負駆けレース
- 11月9日:丸亀G1京極賞
- 11月19日:常滑G3とこなめ大賞
吉田拡郎の獲得賞金(今大会終了時点)は約5800万円。対して、グランプリ出場ボーダーの18位が約7000万円。約1200万円の賞金上積みが必要となります。
ただ、優勝賞金3600万円の「SGチャレンジカップ」は不参加なので、残されたチャンスは次節の丸亀G1京極賞。そして、グランプリ選出の勝負駆け条件は優勝。
ちなみに、吉田がグランプリ本戦に出場したのは過去1回のみ。
年 | レース | 結果 |
---|---|---|
2008年 | グランプリシリーズ | 準優出6着 |
2010年 | グランプリシリーズ | 準優出5着 |
2011年 | グランプリシリーズ | 準優出5着 |
2013年 | グランプリシリーズ | 予選敗退 |
2014年 | グランプリ決定戦 | 予選敗退 |
2015年 | グランプリシリーズ | 準優出5着 |
2018年 | グランプリシリーズ | 予選敗退 |
2020年 | グランプリシリーズ | 予選敗退 |
2023年 | グランプリシリーズ | 予選敗退 |
かなり厳しい勝負駆け条件となりますが、10月びわこG2と、今回の多摩川G1を連続V。ここに来て驚異的な強さを発揮しているので、ひょっとしたらひょっとするかも…
最後に、2024年グランプリに向けた賞金ランキングを日々更新中です。気になる方は合わせてご覧ください。
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