2024年3月10日の桐生サンケイスポーツ杯において、ナイターキングこと「毒島誠」が4度目の偉業を達成。
2連対率28%の低調機を引きながら、ドリーム戦含む初日の2走を完勝。2日目以降も強烈なピット離れに加え、持ち前のスタート力を発揮してオール1着。
圧巻だったのは4日目第5レース。
大外6コースから”神業”ともいえるハイパーピット離れが炸裂!まさかのインコースを奪取し、楽々とイン戦を押し切って勝利。そして、準優2走も1着とし、優出1号艇でパーフェクトVに挑みます。
実は今節、レース中盤から”完全V”を意識していたようです。
今節の途中から10連勝を目標にしていたのでドキドキでした。持つ感じの行き足はある。でもターン回りは全然納得できていないので、もっと気持ち良く乗れるようにしたい。完全Vもそうですが、ちゃんと調整面も決めきりたい。
格下相手の一般戦とはいえ、優勝戦はG1優出経験もある「石丸海渡・藤田靖弘」といった強豪たち。また、完全Vに対するプレッシャーもあったはず。
しかし、10連勝中の毒島誠は、ファイナルも隙のないスタートから1マークを先マイ。他艇に何もさせない完璧なターンでイン戦を押し切りました。
直近だと「2021年11月の三国G1北陸艇王決戦」で達成した以来、完全優勝は通算4度目の快挙。1997年以降の完全優勝回数ランキングでは8位に位置付けています。
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SGクラシック初制覇なるか?
次節には今年一発目のSG競争「ボートレースクラシック」が控えていますが、未だ優勝には手が届いていない状況です。
開催年月 | 開催場 | 結果 |
---|---|---|
2013年3月 | 平和島 | 予選敗退 |
2014年3月 | 尼崎 | 準優出(3着) |
2015年3月 | 尼崎 | 優出(3着) |
2016年3月 | 平和島 | 準優出(S2) |
2017年3月 | 児島 | 準優出(4着) |
2018年3月 | 浜名湖 | 予選敗退 |
2019年3月 | 戸田 | 準優出(6着) |
2020年3月 | 平和島 | 準優出(6着) |
2021年3月 | 福岡 | 優出(4着) |
2022年3月 | 大村 | 優出(5着) |
2023年3月 | 平和島 | 準優出(5着) |
2024年3月 | 戸田 | – |
結果をご覧の通り、決して相性の悪い大会ではありません。また、完全優勝したばかりの絶好調で挑むので、好モーターさえ引ければ初制覇が期待できそう!
はたしてどのような結果が待ち受けているのか?毒島誠から目が離せません!