2023年10月3日、住之江で開催された高槻市制80周年記念競走の優勝戦が行われ、大阪支部のルーキー「竹間隆晟」がイン速攻を決めて初優勝を飾りました。
今節の竹間は、初日から3連勝するなど絶好調。序盤からシリーズの中心に立ち、SGレーサーたちをも上回る得点率で予選トップ通過を果たします。
準優では5艇がコンマ0台のスリット合戦となった中、コンマ02のトップスタートから逃げ切って1着。
勢いそのままに乗り込んだ優勝戦。
竹間以外は全員がA級レーサー。ただ一人のB級選手だったうえ、優出1号艇に乗るのは初。当然ながら相当なプレッシャーを感じていたはずです。
絶好枠のイン戦とはいえ、並みのルーキーなら逃げきるのは難しいでしょう。
そのような状況で竹間はコンマ07のトップスタート。また、1マークで他艇を寄せ付けない完璧なターンを決め、バックストレッチ以降は独走状態で初Vを達成しました。
竹間隆晟は2021年11月デビューの129期生。
養成所リーグを勝率2位の成績で卒業後、初勝利は同期一番乗りの16走目。そこから初優出までは少し時間がかかった印象ですが、2度目の優出にして今回の初優勝。優勝も同期の中で一番乗りとなりました。
竹間の師匠は藤山翔大。藤山といえば、高田ひかるや菅章哉と並んで艇界を代表するまくり屋。
今のところ伸び型のセッティングはしていないようですが、将来的には師匠と似たレーサーになっていくかも?しれませんねw
現時点で最も若い登番の優勝者になった竹間。今後のさらなる成長が楽しみです!