2023年9月9日に開幕するボートレース三国「開設70周年記念G1北陸艇王決定戦」において、開催前日の8日にモーター抽選が行われました。
抽選の様子は以下の動画をご覧ください。
唯一2連対率50%超え(53.4%)のエース機”72号機”に注目が集まる中、強運を発揮したのは「篠崎元志」。イケメンで強いSGレーサーのイメージしかありませんが、意外にも今年は優勝なし。
7月の住之江G3では、優出1号艇を獲得しておきながらモーター不調で欠場。正直、ここまでの流れは微妙と言わざるを得ません。
ただ、その流れを一気に変える可能性のある72号機を引き当てたうえ、ボートの勝率も2連対率50%越えの19番を引き当てる豪運。
番号 | 選手 | 2連対率 | 優出/優勝 |
---|---|---|---|
72 | 篠崎元志 | 53.4% | 4回/1回 |
23 | 片岡雅裕 | 48.1% | 4回/1回 |
36 | 赤岩善生 | 46.2% | 2回/0回 |
22 | 入海馨 | 45.8% | 5回/1回 |
70 | 萩原秀人 | 42.7% | 4回/0回 |
73 | 下出卓矢 | 42.5% | 2回/0回 |
40 | 黒井達矢 | 42.3% | 1回/0回 |
57 | 西山貴浩 | 41.6% | 2回/0回 |
60 | 澤田尚也 | 41.2% | 2回/1回 |
52 | 高田ひかる | 40.9% | 1回/1回 |
調子が悪いといってもSGを2度制したトップレーサー。その選手に2連対率上位のモーター&ボートを乗らせたら、まさしく”鬼に金棒”と言うべきでしょう。
あくまで個人的な見解ですが、現時点で篠崎元志の優勝確率は40%ほど。番組の組み合わせも影響するとはいえ、断然の優勝候補だと感じています。
そして、モーター抽選の後に行われた前検。
タイムトップはまくり屋「高田ひかる」の6.62。指定席は死守しましたが、好モーターを引いた時はさらに良いタイムを叩き出すので、それほどではない印象を受けます。
前検タイム2位は「下出卓矢」で6.63。こちらも伸びに寄せるタイプのため、特筆するほどのモーターではなさそう
そうした情報を踏まえて、前検タイム3位タイ(6.65)を出した「茅原悠紀」に注目が集まるのは必須。
モーター2連対率は33.8%と中堅レベルの61号機ですが、今年すでにG1中国地区選手権を含む4V。賞金ランキングも6位と順調に賞金を積み重ねています。前検の動きを考慮し、茅原悠紀を対抗評価とします。
ただし、本命と対抗は初日のドリーム戦に選出された選手で、モーター評価抜きにしても売れていくはず。よって、舟券的な妙味は限定的となるでしょう。
ということで、近況好調のモーターを引き当てた2人の選手を、高配当が狙える穴候補として紹介しておきます!
1人目は、3節連続優出中と絶対調の27号機を引き当てた「権藤俊光」。もう1人は前4節中3優出の28号機を引き当てた「笠原亮」。
先述した2人と比べれば、ネームバリューで売れる可能性は低め。また、27・28号機ともに大して目立つことはなく、特に27号機は低調機と評価される2連対率30%以下。
競艇を知っている人ほど買わない可能性が高いので、近況の好調さに乗ってみる価値はあり。開催序盤に狙うのがおすすめです!
初歩的な舟券予想を学びたい方は、以下の記事が参考になります。