2023年5月9日に開幕した「G1児島キングカップ開設71周年記念競走」。14日の優勝戦が行われ、予選トップ通過した「島村隆幸」がSGレーサーを抑えて今大会の覇者となりました。
島村は4月の宮島周年でG1初優勝を飾ったばかり。
また、今年は13節出場して優出10回、優勝5回という驚異的な活躍を続けており、5月14時点で獲得賞金は4,000万円を突破。賞金ランキングは13位から5位に浮上しています。
まさに”2023年の顔”となっている島村隆幸。
今節も平凡機ながら、ほぼオール2連対で予選をトップ通過。準優も難なくイン逃げを決め、絶好枠を獲得して優勝戦に駒を進めます。迎えた優勝戦メンバーがこちら。
島村以外が全員SG覇者といった顔ぶれの中、枠なり進入からほぼ横一線のスリット。
1マークでは吉川元浩の差し、毒島誠のまくり差しを封じ、ターンマークを外さない完璧なイン速攻を決めます。独走状態となったバックストレッチ以降は後続艇を引き離し、ガッツポーズをしながら1着でゴール。
優勝を果たしピットに戻ってきた際、万遍の笑みで大きなガッツポーズ!
こんなこともあるんですね、出来すぎです。
いつも通りのイン戦だと思って落ち着いてレースに臨めました。調子良すぎます。(何か秘密がある?)何にもないですね。
(2023年は)大きな目標とかはないんですけど、一戦一戦、優勝は狙ってます。プロペラは毎節違う形でいってて、調整が合わせられてます。
去年のグランプリシリーズ戦がSG初出場だったんですけど、今年は決まってるのが何個かあるんで、SGでも活躍したいですね。
表彰式では”島村隆幸らしい”コメントを残しています。
安定感のあるレース、そして心から応援したくなる人間性を持ち合わせたボートレーサー。
6月には徳山グランドチャンピオン、児島オーシャンカップが控えているので、今の調子をキープできればSGでも結果を残すことができるはず。今後の活躍に期待しましょう!