白井英治が3度目の正直でイン逃げ成功！今年5度目の優勝

2023年4月12日

2023年4月11日、若松で開催された一般競争「山口シネマカップ」において、ホワイトシャークこと「白井英治」がインから押し切って1着。今年に入って5勝目、通算112勝目の優勝を飾りました。

”勝って当たり前”と思われたイン戦。しかし、優勝戦1号艇で2連敗しており、白井にとっては3度目の正直。絶対に負けられないイン戦だったのです。

初日から”6戦5勝”の圧倒的な強さで予選トップ通過。さすがに一般戦でイン3連敗は考えにくいですが…

迎えた優勝戦。

白井英治はコンマ16のトップスタートから1マークを旋回。ただ、3号艇寳田亮治のまくりを警戒したのか、ターンマークを外してしまい、2号艇佐々木和伸の差しが襲い掛かります。

映像では舳先が掛かったようにも見えましたが、バックストレッチでぎりぎり届かず。

こうなれば白井の独壇場！1周2マーク以降は圧巻の走りで後続艇を引き離し、優勝戦1号艇で勝てなかったジンクスを打ち破りました。

2023年の白井英治は全盛期を思わせるような活躍ぶり。

これまで11節に出場し、優出10回、優勝5回と大暴れ。重賞制覇していないにも関わらず、4月12日時点の賞金ランキングは23位まで押し上げています。

また、好調を示しているデータがもう一つ。

2月22日の優勝戦で4着に敗れて以降、今日まで一度も舟券を外していません。現時点で3連対連続記録を「46」に伸ばし、自身が持つ歴代7位（43）の記録は既に更新済み。

※1997年以降のデータを参照

中島孝平の「62」を更新することはできるのか？次節以降も一般戦およびG3しか出場しないので、歴代1位になる可能性はかなり高いと思います。

競艇ファンならご存じの通り、昨年のメモリアル優勝戦でフライングの大失態。SGは2023年8月のメモリアルまで、G1は6月半ばまで出場できません。

その為、今年のグランプリ出場は絶望的と言われています。しかし、直近の成績を見ていると奇跡を起こしてくれる予感がしてます。

白井英治と同様に、SGから離れている「峰竜太」。はたしてグランプリに出場できるのか？2人の活躍から目が離せません！

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