2023年1月28日に現代ビジネスが公開した「競艇界の八百長報道」。当事者として疑惑がもたれている中村亮太を筆頭に、共謀した人物などが詳細に記されています。
しかし、この記事に対して中村亮太は全面否定。削除して謝罪しなければ、法的処置および刑事告訴に踏み切る構えとのこと。
双方の意見が真っ向から対立している状況。はたしてどちらが真実を述べているのか?
最新情報および過去の経緯を知らない方は、以下の記事から先に読まれてください。
現代ビジネスの暴露内容
中村選手は、一般財団法人日本モーターボート競走会の聴取に対し、事実上、不正を認めていた。そして、競走会はそれを知りながら、取材に対し「不正はない」と説明している。競走会の隠蔽体質は深刻なレベルと言わざるを得ない。
引用元:現代ビジネス
これまでの報道は「だろう・かもしれない」とった表現でしたが、今回の記事では「不正を認めていた」と断言する内容になっています。
中村亮太は「出場拒否」の状態
確たる証拠として提示した「拒否申請明細書」。
この用紙には、八百長が疑われた2022年10月27日の下関開催において「不自然に多額の売上が計上され、かつ3連勝単式投票法の票数が異常と思われる状態」と記載されているらしい。
また、レースを主催している施行自治体幹部の証言も。その幹部によると…
これは、中村選手をレースから排除するための斡旋拒否申請書です。全国24場の施行者が足並みを揃え、1月10日までにこの拒否申請書を競走会会長あてに提出しています。取り急ぎ、拒否期間は2023年末までの1年間です
<中略>
私たちは自治体で、よほどのことがなければ斡旋拒否はできない。今回、強い措置に踏み切る決め手となったのは、異常投票に関与していた舟券購入者の1人と中村選手に交際関係があり、競走会の聴取に対して、中村選手本人がその事実を認めたことです
仮にこの情報が事実だった場合、自ら辞退したのではなく「走ることを許されていない状態」ということに。
中村亮太の斡旋は1月12日に全て削除され、現在も空白のままです。
八百長の実行犯6人と中村亮太との繋がり
10月27日の異常投票以降、八百長の可能性があるレースを競走会は把握していたようです。そして、事実確認をするうえで、中村亮太への聴取が実施されたという。
さらに衝撃を受けたのが、施行者幹部が語った具体的な犯行グループとの繋がり。
異常投票に関わった人間が少なくともA、B、C、D、E、Fの6人。そして中村は、6人のなかでも中心的な役割を果たしていたと思われるAと交友関係があったことを認めました。
5チャンネルやゴシップ誌ならまだしも、現代ビジネスは「講談社」が運営するメディア。事実確認をしないままネットに挙げるでしょうか?
本記事では上記についてより具体的に説明してあります。
中村亮太は八百長関与を全面的に否定
ここまで紹介した現代ビジネスの記事に対して、中村亮太は否定する内容のツイートを投稿。
問題提起します。もうやめましょう。
— 中村亮太 (@BoatRacer_n4070) January 27, 2023
スポーツで食っていくってなんだ?
先輩選手は後輩選手に対するパワハラを
ファンは選手への誹謗中傷を
そして競走会職員同士のパワハラと職員による選手への恫喝を
こんな事してたら選手がレース以外の所でもなくなってしまいます。 pic.twitter.com/m1gTKXjNDQ
一切何も認めてませんが…
— 中村亮太 (@BoatRacer_n4070) January 28, 2023
むしろ証拠持参で完全否定してます。
どんな取材してるのか…
まだ警告なので回収して、削除して謝罪をよろしくお願いします。
なければ法的措置に刑事告訴も視野に進めてます。#kakehatahiroki #欠端大林 pic.twitter.com/mlSzfycbpz
現代が記事を公開した直後、立て続けに2つのツイートが投稿されました。
1通目「いじめなど業界の実態」
※画像は「中村亮太公式ツイッター」より
1発目の投稿では…
- ギリギリ生きている
- 西川以外に八百長なんてない
- 競走会から受けた暴力(いじめ)
1月11日の「お迎えかな…さようなら」といった意味深なツイートをしていたので、ファンからは「生きててよかった」といった旨のコメントが多数寄せられています。
法的処置を匂わす謝罪要求分
この現代ビジネスの欠端記者は、あたかも俺が不正を認めたっていってますが一切認めてませんよ。
どんな取材をしたらそんな内容になるのか…聞いた話ではいろんな週刊誌に断られ、現代ビジネスだけが載せてくれたので、張り切ってウソを書いちゃったのかな?
全部話してやるからウソなんて書かずにジャーナリストなら言葉で勝負しなよ。もう被害届は出してるから捕まるよ!
次載せたら現代ビジネスにも迷惑かける事になりますよ!警告します!現代ビジネスも即刻の掲載の削除と回収を求めます。
現段階でどちらが事実なのかは分かりません。欠端という記者がありもしないことを綴っているのか?はたまた、中村亮太が虚偽の発言をしているのか?
いずれにしても、競艇ファンにとって八百長は許せない行為。今回ばかりは隠ぺいせず、事実を明らかにしてほしいものです。