昨年12月31日に唐津で開催されていた「第63回佐賀選手権」の3日目第3レースにおいて、長崎支部の「山口真喜子」が5コースからコンマ01のフライング。
これが今期3本目のフライングとなってしまいました。
今期1本目のフライングは12月25日の大村11R。6艇中5艇が0台のスタートタイミングの中、インからコンマ01のフライング。
2本目は12月29日唐津5R。6艇中3艇がフライングとなったレースで、6コースからコンマ02のフライング。
そして、その僅か2日後の12月31日唐津3R。5コースからコンマ01のフライング。
このレースは内4艇がゼロ台のスタート、加えて外隣の小玉啓太がコンマ06と大幅なフライング。異常ともいえるスリットの景色の中で勘が狂ってしまったのかもしれません。
23年1月1日時点の事故率は1.89。引退勧告を免れるためには今期の出走数を「49走以下」にする必要があります。そんな中、山口真喜子の出走数は38走という状況。
1月1日から出走予定だった三国の斡旋を取り消しており、既に斡旋が決まっている2節も取り消すものと思われます。
フライング3本で累積された斡旋辞退期間(フライング休み)は、30日(1本目)+60日(2本目)+90日(3本目)の合計180日。レースへの復帰は夏以降。B2級からの出直しとなります。
山口真喜子とは、2020年5月にデビューした女子レーサー。
男子顔負けの豪快なターンで着実に成長していき、2023年前期勝率は4.85まで押し上げました。また、2022年11月には地元大村の男女混合で初優出を果たした期待のルーキー。
2023年フレッシュルーキー(大村)にも選出されるなど期待の大きな注目選手だっただけに今回の長期離脱は非常に残念なものとなります。
ちなみに、近年F3となった選手を挙げると…
第一線で活躍する実力のある選手ばかり。
山口真喜子も必ずこの大きな試練を乗り越え、将来レディースチャンピオンの座を争うようなトップレーサーになってくれることを願います。