イン戦を制した峰竜太が優勝し、18回目のG1制覇、通算101回目のVを飾った。弟子の上野真之介はコンマ05のスタートを決めるも、引き波に飲まれ5着に終わった。
2024年1月29日、浜名湖で開催される「G1浜名湖賞 開設70周年記念」優勝戦。
得点率トップの「峰竜太」が優出1号艇を獲得。そして、得点率2位で勝ち上がった峰の弟子「上野真之介」も優出を決め、師弟揃って内枠を独占するかたちとなりました。
この2人が”G1優勝戦”で戦うのは、2021年3月の九州地区選手権ぶり2度目。
枠番では圧倒的に峰有利ですが、準優前のピットレポートで話している通り、機力面では上野が若干上。
いい足をしている。出足を重視した調整で行っても、伸びも悪くない。足のバランスが取れている。悪いところがないしエンジンは間違いなくいい。
はたしてどのような結果になるのか?
スタート巧者の峰竜太をまくるのは至難の業でしょうが、今節の足なら大波乱を演出してもおかしくありません。
いずれにしても、師匠への恩返しを含め、楽々とイン逃げさせないような走りに期待!
優勝戦で対戦した過去の結果
年月 | レース | 結果 |
---|---|---|
2011年5月 | 大村一般戦 | 峰竜太:1号艇/1着 上野真:5号艇/5着 |
2012年8月 | 唐津一般戦 | 峰竜太:2号艇/3着 上野真:6号艇/6着 |
2013年5月 | 唐津一般戦 | 峰竜太:2号艇/4着 上野真:4号艇/6着 |
2013年8月 | 唐津一般戦 | 峰竜太:1号艇/1着 上野真:2号艇/F |
2014年1月 | 唐津一般戦 | 峰竜太:1号艇/1着 上野真:2号艇/5着 |
2014年8月 | 唐津一般戦 | 峰竜太:1号艇/F 上野真:6号艇/3着 |
2016年5月 | 唐津一般戦 | 峰竜太:1号艇/1着 上野真:4号艇/2着 |
2017年1月 | 唐津一般戦 | 峰竜太:2号艇/5着 上野真:4号艇/2着 |
2018年1月 | 唐津一般戦 | 峰竜太:1号艇/1着 上野真:2号艇/5着 |
2019年1月 | 唐津一般戦 | 峰竜太:2号艇/1着 上野真:3号艇/転覆 |
2020年1月 | 唐津一般戦 | 峰竜太:1号艇/1着 上野真:4号艇/2着 |
2020年4月 | 唐津一般戦 | 峰竜太:1号艇/1着 上野真:2号艇/2着 |
2020年6月 | 宮島SG | 峰竜太:4号艇/4着 上野真:2号艇/2着 |
2020年12月 | 唐津一般戦 | 峰竜太:5号艇/2着 上野真:3号艇/1着 |
2021年2月 | 大村G1 | 峰竜太:1号艇/1着 上野真:5号艇/5着 |
2021年5月 | 住之江一般戦 | 峰竜太:1号艇/1着 上野真:2号艇/3着 |
2021年8月 | 唐津一般戦 | 峰竜太:1号艇/1着 上野真:5号艇/4着 |
2022年8月 | 唐津一般戦 | 峰竜太:1号艇/1着 上野真:2号艇/3着 |
2023年1月 | 唐津一般戦 | 峰竜太:1号艇/1着 上野真:4号艇/3着 |
2023年4月 | 唐津一般戦 | 峰竜太:1号艇/1着 上野真:4号艇/5着 |
2023年7月 | 唐津G2 | 峰竜太:2号艇/2着 上野真:5号艇/6着 |
2024年1月 | 浜名湖G1 | 峰竜太:1号艇/- 上野真:2号艇/- |
優勝戦の師弟対決(峰竜太 vs 上野真之介)が実現したのは過去21回。そのほとんどは地元の唐津一般戦ですが、SG・G1・G2でそれぞれ1回ずつ対戦実績があります。
上野真之介が1着になったのは2020年12月唐津のみ。それ以外は(Fを除き)大半のレースで峰竜太が小さい着でゴールしています。
ちなみに、今回と同じ峰1号艇・上野2号艇だったレースの結果は…
- 2013年8月:峰1着/上野F
- 2014年1月:峰1着/上野5着
- 2018年1月:峰1着/上野5着
- 2020年4月:峰1着/上野2着
- 2021年5月:峰1着/上野3着
- 2022年8月:峰1着/上野3着
全レースで峰竜太が優勝している状況。
まさか忖度してる?と疑いたくなるほどの戦歴。さすがに遠慮はしていないと思いますが、峰にとって”イン逃げを邪魔しない敵”であることに変わりはありません。
今回も同様の決着となるのか?もしくは、師匠に下剋上を果たし、デビュー初のG1制覇を成し遂げるのか?いろいろと楽しみな一戦です!
最後に、浜名湖G1の優勝予想は断然「峰竜太」。
峰がスタートはコンマ10あたりで踏み込むでしょうし、内枠2艇(上野真之介・菊地孝平)も凹む心配なし。そうなった場合、内側で堅く決まりそう。
ただ、6号艇渡邉和将の足は驚異。2着は難しくても、3着に絡む舟券は持っていて損はないかも。