2023年12月24日、競艇界最高峰の第38回SGグランプリを制した「石野貴之」。2019年ぶりとなる2度目の制覇&賞金王を獲得し、まさしく”2023年の顔”として1年を終えました。
そんな石野が掲げる次なる目標とは?
磯山さやかさんがMCを務めるボートレース公式のYoutubeチャンネルにて、本人から聞いたとされる目標を発表しています。
石野選手が前回(2019年)グランプリを獲った時、翌年の成績がそこまで良くなかったですよ。燃え尽き症候群じゃないんですけど、ちょっとそういうのがあったので”今年が大事”と言ってました。
発信者:渡辺将司さん(現マクール編集長)
確かに、グランプリ初制覇を果たした2019年以降、同じ選手とは思えないほど成績が急降下。
年 | 勝率 | 2連対率 | 優出/優勝 |
---|---|---|---|
2019年 | 7.45 | 53.9% | 14回/6回 |
2020年 | 6.54 | 43.6% | 7回/2回 |
2021年 | 6.41 | 40.5% | 7回/2回 |
2022年 | 7.52 | 52.5% | 12回/3回 |
2023年 | 7.36 | 47.7% | 9回/4回 |
7点台中盤だった勝率を1点ほど下げ、2021年にはまさかの5点台に。A2級降格はギリギリ免れたものの、あまりの絶不調ぶりに「石野信用金庫は破綻した」「引退するのか?」など、ファンからの信頼を失った時期も。
そうした過去があったからこそ、今回の優勝で燃え尽きることなく”今年が大事”と語ったのでしょう。
実際、2024年の石野貴之は絶好調!
新年一発目の正月レースにおいて、ほぼオール3連対の活躍で優出5着。また、次節の「BBCトーナメント」でも順調に決勝戦まで勝ち上がる好成績を残しています。
今後の出場予定は、1月19日開幕の下関G1を皮切りに、2月、3月と尼崎でG1連戦。そして、SG初戦となる「ボートレースクラシック」が控えている状況。
直近の好調ぶりを発揮することができれば、優勝争いに加わるのは間違いないと予想します。
今や松井繁に代わる大阪支部のエース。今年SGをいくつ獲るのか?とても楽しみです!