若年層に人気のYoutuberから、競艇歴の長いベテラン芸能人まで、各々が編み出した「〇〇買い」をまとめていきます。
今回紹介するのは以下の方々たち。
- ういち(ういち買い)
- 坂上忍(坂上買い)
- 蛭子能収(蛭子買い)
- 内山信二(ホイコーロー買い)
- アミーナ(出目買い)
- BOATERS(ルーキー理論)
正直、どの買い方もあまりおすすめできません。ただ、嵌った時の爆発力はかなり期待できるので、余裕資金がある時にお試しくださいw
競艇好きの芸能人は以下にまとめているので、気になる方は合わせてご覧ください。
「ういち買い」パチスロライターういち
- 購入点数:やや多め
- スタイル:ヒモ穴狙い
- 投資傾向:回収率重視
最近ではホームの江戸川だけでなく、全国各地の競艇チャンネルに出演している「ういち」さん。
肩書きはパチスロライターですが、世間のイメージはすっかりボートレース系YouTuberです。
舟券予想にも視聴者を飽きさせない個性的な一面も。いつしか「ういち買い」と呼ばれるようになった舟券の買い方にはどのような特徴があるでしょうか?
ういち買いの基本は「1-234-56」
本命でも穴狙いでもないのがういちスタイル。それを象徴するような買い目「1-234-56(6点)」がういち買いの基本形です。
イン戦を予想しながらも、ヒモ荒れで高配当を狙う「1-234-56」のフォーメーション。トリガミにならないようオッズを見ながら投資金額を決めていく買い方となります。
いつもは出目に頼らない理論派
ういち買いが飛び出すのは収支が凹んでいる時。
それ以外は、選手の機力や当地実績を参考にしながら買い目を決めており、データ理論に基づいて勝負しています。
例えば大村でガチガチのイン戦を予想する場合、堅いところに厚く勝負するのが基本形。たまに高配当狙いをすることもありますが、どちらかといえば「本命党」だと思います。
決して上手いとは言ってませんので(笑)収支はマイナスでもあり得ない外し方が魅力の演者さんかと。
得意水面は実績豊富な江戸川
ういちさんと言えば、やはりホームの江戸川競艇。以下の番組を長年やっているだけのことはあります。
- ういちの江戸川ナイスぅ~っ!
- ブラマヨ吉田とういちの漢舟
全国屈指の荒れ水面を熟知し、堅い決着がほとんどない江戸川。
そうした特徴を理解しているので、嵌った時のういちさんはマジで凄いです。一発当たった時の破壊力は絶大で、特大万舟を的中させるシーンは度々拝見しています。
穴目を薄く狙って7万円超の大万舟を当てたことも。予想が難しい江戸川のみ、ういちさんの買い方に丸乗りするのはアリかもしれませんw
「坂上買い」ボート好き芸能人の坂上忍
- 購入点数:少なめ
- スタイル:ヒモ穴狙い
- 投資傾向:回収率重視
30年以上のキャリアを持つ芸能界屈指の競艇ファン「坂上忍」さん。
1年の稼ぎを年末のグランプリにつぎ込む話は有名ですが、他にも「1日6000万円負けた」という逸話まで。
2022年春には動物保護ハウス「さかがみ家」を千葉にオープン。以前のような大勝負はさすがしていないだろうな?と思っていましたが…
相変わらず続けている様子(笑)
YouTubeでもSG開催を中心にライブ配信することもあり、2022年のオールスターでは半端ないマイナス収支を記録してしまいました。
とはいえ、競艇に関しては芸能界No.1の有識者。当たった時の回収額もケタ違いに大きいので、超大勝ちを目指すなら「坂上買い」を参考にする価値はあると思います。
坂上買いは点数を絞った買い方
通常は「1マークの展開を重視」するスタイルですが、時には直感であっさり買い目を決めてしまうことも。
どちらの場合も点数は少なく、過去にはグランプリ優勝戦で3連単1点勝負を敢行。買い目は絞れるだけ絞り、回収率に拘るのが坂上流です。
まぁ、1点あたりの購入金額が常人離れしているので、一般人に真似するのは不可能ですw
流し・BOX・フォーメーションは使わない
少ない点数で勝負する「坂上買い」ですが、裏を返せば”狙いと異なる買い目は買わない”ということ。
買い目はあくまで坂上さんが予想した展開に沿った出目のみ。タナボタの的中もある「流し・BOX・フォーメーション」の賭式で買うことはまずありません。
買い目を絞る際はオッズも参考にしているようです。ただ当てるだけでなく、大きなプラス収支に強く拘るところも坂上買いの特徴といえます。
坂上さんのライブ配信で「123」は滅多に見かけません。オッズが低いからでしょうね。
グラチャン優勝戦的中で187万円!
最近の大ヒットは、2022年SGグランドチャンピオン優勝戦。
それまで150万円以上のマイナス収支という状況の中、珍しく12点買いを敢行。1号艇「池田浩二」を軸に、センター勢を外した”ヒモ荒れ”の買い目に大金をつぎ込む大勝負。
結果は15万円投じた「126(12.5倍)」。このレースだけで187万円の大幅回収に成功。
とはいえ、187万円が払い戻されたのに、トータル収支はたったのプラス25万。私たちが想像できない勝負をしているようですw
よほどの資金力がなければ真似することはできません。ただ、少ない点数で高めの配当を仕留めたいファンなら、参考にできる買い方かもしれません。
2023年10月現在、残念ながら舟券予想のライブ配信はご無沙汰となっております。
「蛭子買い」漫画家・蛭子能収
- 購入点数:多い
- スタイル:運まかせ
- 投資傾向:的中率重視
競艇好き芸能人でも特にユニークな買い方をしているのが、「蛭子買い」を編み出した蛭子能収さん(漫画家)。
”〇〇買い”の中では最も有名な舟券術ですが、データではなく運要素の強い買い方。生涯収支マイナス1億円超えの蛭子さんらしいスタイルと言えます。
2020年に認知症であることを公表。平和島のSGグランプリを最後に、現在は競艇から足を洗ったようです。
蛭子買いは3種類・36点の固定買い
蛭子買いとは、3種類のBOXであらかじめ艇番が決まっている買い方です。
- 「1256」のBOX(24点)
- 「235」のBOX(6点)
- 「246」のBOX(6点)
36倍以上のオッズがなければトリガミのリスクがあります。
しかし、よく見れば「1234」の4艇で決まる目や「145」のようなスジ舟券はなし。あまり実力差のない番組であれば、高配当を期待できる買い方という見方も。
買う時の鉄則「絶対にオッズを見てはいけない」
蛭子買いをやる時に絶対にやってはいけないのが「オッズ確認」。迷いを生んでしまうのが理由みたいです。
オッズを見ると、回収が見込めない買い目を削ってしまいたくなる。その削った目が来たら泣くに泣けないから、何も考えず初志貫徹で36点を買うことが何よりも大事
蛭子さんはこのように話しています。
検討せずに買うのであれば、あらゆる情報を遮断して買い通すのが「蛭子買い」の鉄則。
蛭子買いを考案した真相とは?
当たれば大勝ちもある「蛭子買い」。
あれこれ検討してもダメなら、当たりそうな目だけ選んで買い続けた方が勝てるんじゃないか?という単純な発想からこの買い方が生まれたとのこと。
とりあえず舟券を当てたい蛭子さん独自の理論ですが、過去に連載していた競艇コラムの中では「考えるのを止めた時や面倒くさい時によくやる」という記述も。
説明するまでもありませんが、蛭子買いは運が良い時のみ試しましょうw
「蛭子買い」を実際に検証したサイトは沢山あるものの、いずれもプラス収支は達成できず。あくまで”オカルト的な買い方”だと認識しておきましょう。
「ホイコーロー買い」タレント内山信二
- 購入点数:少ない
- スタイル:中~大穴狙い
- 投資傾向:回収率重視
6歳頃から芸能界で活躍している「内山信二」さん。現在ではすっかり競艇タレントとしての肩書きが板についています。
そんな中、ある万舟券の的中を機に考案されたのが、内山オリジナルの「ホイコーロー買い」です。
各競艇場の公式YouTubeチャンネルでも目にする機会が多く、内山さんの舟券予想はファンからも評判上々。実績は申し分ないので、丸乗りする価値はあるかも。
初競艇は村上ショージに連れられて
内山さんが競艇をはじめたきっかけは、明石家さんまファミリーであり競艇好きの「村上ジョージ」さん。競艇場に連れていかれたことで嵌ってしまったようです。
ショージさんに言われるがまま好きな数字を選んで買ったところ、結果は大勝利。
競馬を愛するさんまさんにも「芸人はギャンブルをやった方がいい」と言われたこともあり、現在に至るまで続けています。
大波乱を期待した「全-5-6」
内山さんの好物ホイコーローをそのまま名前にした「ホイコーロー買い」。
買い目は「全-5-6」の4点。ホイ(全)コー(5)ロー(6)と半ば強引にこじつけたのが名前の由来だそうです。
高配当が見込めそうなフォーメーションなのは確か。スタートが中凹みしての「1-5-6」から、内枠総崩れの「4-5-6」まで、いろんな荒れ方を期待できる買い目。
展開から見ても5コースの外攻めに6コースが乗っていけば、5-6の着順で決まる可能性あり。適当なように見えて、意外とこの買い方は理にかなっているような気がします。
マスターズチャンピオンで7万舟を的中
2021年4月の下関マスターズチャンピオンにて、ホイコーロー買いで特大万舟を的中したことがあります。
現地のYouTubeライブに出演していた内山さんは「全-5-6」を買い続け、実を結んだのは10レース。
内側2艇が凹んだことで3コースに展開が向き、3カドのまくりに乗じて5号艇、6号艇も舟券に絡み「3-5-6」で決着しました。
3連単はなんと7万3710円の特大万舟券。
インコースが弱いレースをはじめ、悪天候や難水面では意外と使えそうな「ホイコーロー買い」。コンディションが荒れた時などに試してみては?
2023年7月にも特大万舟を的中!ホイコーロー買いではなく「6-全-全」でしたけど
「ルーキー理論」競艇系Youtuberボーターズ
- 購入点数:多め
- スタイル:軸買い
- 投資傾向:的中率重視
自ら予想サイトも運営している「ボーターズ」。
22万人超えの登録者数を抱え、数ある競艇系YouTuberでNo.1といっても過言ではない存在。更新頻度は低めですが、公開された動画は20万再生以上の人気を博しています。
様々な舟券術を考案している中で、特に気になったのがルーキーシリーズで使える理論。出走表さえあればすぐに実践できる買い方です。
ボーターズには色んな噂があります。興味ある方は合わせてご覧ください。
ルーキー理論は「強い人&強いモーター」の掛け算
「ルーキー理論」と名付けられた、ボーターズ独自の必勝パターン。”ルーキーシリーズ荒れやすさ”を逆手に取った理論のようです。
「強い選手が強いモーターに乗れば良い結果が出る」のは当たり前。そのうえで、ルーキーシリーズは選手勝率と機力をかけ合わせた際、回収率も大きくなるらしい。
ルーキー理論が推奨する軸買いのパターン
軸で狙える条件は「全国勝率、モーター勝率の両方で1位の選手がいるレース」。
該当した選手が3着以内に入ると予想した組み立てとなり、内枠なら1着、外枠なら2,3着の軸買いが中心となります。
ただし、特定条件に当てはまるレースは1日の中でもごく僅か。少ないチャンスを活かして、プラス収支の買い方にできるかどうかが重要になってきそう。
買い目が多すぎて「トリガミ」のリスクも
動画では尼崎のルーキーシリーズで”高確率の的中”を続けている2人。
しかし、ルーキー理論は「トリガミ覚悟」の買い方なので、当たってもプラスにならない苦しい展開。さらには、2,3着の軸に置いた選手がアタマまで来てしまうレースも。
強い人・強いモーターである以上、3着以内の確率が高いのは当然。ただ、オッズ次第となってしまうのがネックかもしれません。
的中率を上げることは可能でしょうが、ルーキー理論のみでプラス収支にするのは難しいかと。
正直、参考にするのはいいけど真似するのはおすすめしません。結局は軸を絞って当てることが勝利への最短ルートです。
「出目買い」YouTuber・アミーナ
- 購入点数:やや多い
- スタイル:運まかせ
- 投資傾向:的中率重視
競艇好きの”ボレジョ”が急増中のボートレース。お笑いやグラビアアイドルを経て、ボートレースYouTuberとなった「アミーナ(井上あみな)」さんもその1人です。
知名度は低いものの競艇に対する研究心は高く、坂上忍さんからも「三ツ星ボレジョ」の肩書きを与えられたアミーナさん。
彼女が考案した「独自の出目買い」とはどんな買い方なのか?
前半6レースの出目を引っぱる「出目買い」
アミーナさんが考えた「出目買い」は、縦買いとビンゴ買いの2パターン。
縦買いは前半6レースで出た2連単の数字を「6レース後の買い目」に引っぱる法則。1レースの出目は7レース、2レースは8レースに買う出目の参考とします。
1レースの2連単が「1-3」なら、7レースでは1,3号艇のどちらかを軸に買えば当たる確率が上がるというもの。同じように8レース以降も6レース前の出目を引用する形で予想する買い方です。
かなり運任せの買い方ではあるけど…
アミーナさんの出目買いは、前半レースの結果を縦に並べ、後半レースの買い目を決める舟券術。
理論上の確率は60%となりますが、インが強い競艇場であればさらに数字は上がることもあるでしょう。
ただ、このまま3連単を買うと点数が膨らんでしまうため、ある程度自分で絞る必要があります。全くとして根拠は信頼できないので、信用するならマメ買いを推奨。
唯一、参考にしても良さそうなケースは、2連単・2連複で穴目を狙いたい時。それ以外は自分で予想してくださいw
まとめ
競艇好きの方々が考案した「オリジナル舟券必勝法」についてまとめました。
紹介した買い方は「当たりやすい」「万舟を獲った」など、過去の良い経験が裏付けになっている模様。利用価値は各々の判断にお任せしますが、競艇を楽しむきっかけになればと思います。
芸能人やYoutuberから推しを見つけ、相性の良い「○○買い」を探すのも面白そうですね!
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