2024年12月17日頃、東京支部「生田波美音」の選手ページがオフィシャルサイトから削除。その後、12月16日付けで引退届けを提出したことが報じられました。
ボートレーサーの生田波美音(22)=東京=が引退していたことが18日、分かった。16日に日本モーターボート競走会に引退届けを提出した。
出典:スポーツ報知
あまりにも突然すぎる引退報道。去年あたりから不可解な動きをしていましたが、まさかこんなにも早く艇界を去ってしまうとは…
デビュー当時から応援していたので非常に残念です。
生田波美音の引退理由は?
- 2023年4月の三国一般戦を最後に戦線離脱
- 2024年10月、地元平和島の復帰戦が入る
- 復帰戦を出場辞退
- 12月17日、選手ページが突然削除
- 12月18日、引退届け提出が報じられる
昨年4月に斡旋を削除して以降、その理由について本人および公式から一切公表されていません。
ちなみに、SNSで噂されている「クビ(引退勧告)」ですが、現時点でその可能性はほぼゼロだと思います。
以下は2022年前期以降の期別成績です。
年 | 期 | 出走数 | 勝率 |
---|---|---|---|
2022年 | 前期 | 94 | 4.53 |
後期 | 95 | 4.69 | |
2023年 | 前期 | 79 | 4.68 |
後期 | 71 | 3.90 | |
2024年 | 前期 | 0 | 0.00 |
後期 | 0 | 0.00 |
強制的にクビ宣告されるのは「4期通算勝率3.80」を下回った場合。また、50走以下だと翌期以降のカウントとなるため、4期通算に関しては余裕でクリアしています。
となると、想定される欠場理由は、出産による産休(育休)・病気や怪我・モチベーション低下など。
ただ、産休であればさすがに公表していると思うので、公にできない”何か”が生田波美音の身に起こっていたのかもしれません。
そうした状況を鑑みて、多くの生田ファンからは心配する声が多数投稿されていました。
長期休業の生田波美音選手
— 暴露競艇 (@bakurokyotei) October 18, 2024
11月25日に復帰
マクール杯 ヴィーナスシリーズ第18戦
2023年4月9日から約1年7か月ぶり
理由なき休暇の原因はいじめだったのか?
それとも結婚だったのか気になるところだ
ただ、戻ってきてくれたことは本当にうれしいな pic.twitter.com/pI50Zq8WpN
生田波美音選手の復帰楽しみにしてたけど、何かあったんだろか?#ボートレース平和島#生田波美音選手
— ボート好きのあるさん (@makrizasi31zen) November 23, 2024
あっれ、生田波美音選手の出走予定が取り消されて復帰戦が未定になってる
— Neamhain (@Neamhain_jp) November 23, 2024
生田波美音、なんで「クビや」って言われてるかと思ったら斡旋消しまくってるからか。でも、私傷病や自己都合での4期出走数60回要件的に(「止め」の概念がこの要件でも通るなら)あと2年は大丈夫なはずなのよ
— ハンターa.k.a春夏秋冬(ひととせ)でんぐり (@hunter0728) December 17, 2024
病気で休んでるのなら、ゆっくりしとくれやすと言うしかないかなと。斡旋拒否なら話は別。
生田選手を見れないのは残念だけど、今後の活躍を心から願ってます。
生田波美音とは?
公式画像 | |
名前 | 生田波美音(いくたはみね) |
登録番号 | 5094(124期) |
生年月日 | 2002年9月2日 |
身長/体重 | 167㎝/51kg |
出身/所属 | 新潟県/東京支部 |
デビュー日 | 2019年5月12日 |
引退日 | 2024年12月16日 |
生田波美音は新潟県出身、東京支部に所属する124期のボートレーサー。
最年少(当時)の16歳で2019年5月にデビューし、同年12月の多摩川で初勝利。その後、何度か予選突破は果たしたものの、優出・優勝は達成できず。長期欠場を経て、2024年12月16日に引退しました。
アイドルレーサーとして人気者に
デビュー年に水神祭を挙げた実力もさることながら、かわいいルックスも相まって多くの男性ファンを虜にした女子レーサーです。
当ブログの「美人レーサーランキング」でも紹介しているのでぜひ!
同期(124期)の注目選手
同期で頭一つ抜け出しているのは、同期一番乗りでG1レーサーとなった峰軍団の一員「末永和也」。2024年には2つのSGで予選突破、そしてグランプリシリーズ初出場を果たしています。
その他、A1級レーサーの前田翔や中島秀治をはじめ、パチンコ”ユニコーン”で話題になった佐藤航。さらに、女子で唯一A級昇格した高憧四季など、将来有望な選手が多数活躍中!
生田波美音の生涯獲得賞金
2019年5月のデビューから引退までに稼いだ生涯獲得賞金は「3,461万円」。そして、年別獲得賞金は以下の通りです。
年 | 獲得賞金 | 順位 |
---|---|---|
2019年 | 2,350,000円 | 1547位 |
2020年 | 8,260,000円 | 1306位 |
2021年 | 9,860,000円 | 1210位 |
2022年 | 11,040,000円 | 1213位 |
2023年 | 3,080,000円 | 1546位 |
※2023年は4月まで(約3ヵ月間)の賞金額。
デビュー69走目で初勝利水神祭
生田波美音のデビュー初勝利は、2019年12月31日に開催された多摩川1R。
大外6コースから好スタートを決めると、内側がごちゃついた展開をついて最内差し。バックでA級レーサー(桑原将光)と並走状態となりますが、2マークで振り切って勝利。デビュー69走目、同期12番目での初1着となりました。
以下は、水神祭後のインタビューでコメントした内容。
デビューした時から水神祭を目指して走ってきたので、素直に嬉しいです。これからもっと活躍できるように頑張ります。
余談ですが、若干17歳の新人が1着になったことで、3連単配当は99番人気の10万舟オーバー。
この舟券を的中したのは生田波美音の熱狂的なファンでしょうねw
生田波美音の通算成績
出走数 | 勝率 | 優出/優勝 | |
---|---|---|---|
SG | 0 | 0.00 | 0回/0回 |
G1 | 0 | 0.00 | 0回/0回 |
G2 | 9 | 4.00 | 0回/0回 |
G3 | 166 | 4.30 | 0回/0回 |
一般 | 469 | 3.74 | 0回/0回 |
約5年間のレーサー人生において、生田波美音が残した通算成績です。
同期女子だけで見れば高憧四季に次ぐ好成績!優勝は達成していませんが、ファンの記憶に残る活躍はしてくれたと思います。
短い現役生活だったとはいえ、本当にお疲れさまでした。これからの活躍を心から応援しています!