2024年3月11日、ボートレース平和島で開催された「第26回日本財団会長杯」において、福岡支部のG1レーサー「今井貴士」が節目となる”通算1500勝”を達成しました。
開催初日の第7レース。スリットは横並びとなりますが、4カドから艇を伸ばして内3艇を豪快にまくって先頭に立ち、そのまま先頭をキープして1着でゴール。
デビュー19年10ヵ月、5347走目にして記念すべき勝利を収めています。
レース後には1500勝を祝って水神祭が行われ、水面から上がると寒さに凍えながらも笑顔でガッツポーズ。
また、勝利者インタビューでは”1500勝到達”について以下のように話しています。
区切りの1500勝なので嬉しいです。今後もとりあえず1勝目指して頑張ります。次は1501勝が目標!
1501勝目を目指して同日12レースに出場しましたが、展開がなく無念の6着。さらに、絶好枠で迎えた2日目5R、4号艇菊地敬介に0台のスタートを決められ撃沈。
ひょっとしたら、水神祭を達成して気が緩んでいたのかも…。
今井貴士とは?
公式画像 | |
名前 | 今井貴士(いまいたかし) |
登録番号 | 4287(94期) |
生年月日 | 1984年7月26日 |
身長/体重 | 163㎝/58㎏ |
出身/所属 | 福岡県/福岡支部 |
デビュー日 | 2004年5月9日 |
今井貴士は福岡県出身の1984年7月26日生まれ、福岡支部に所属するA1級レーサー。
2004年5月にボートレース若松でデビュー。2007年にはA2級に昇格し、2024年前期までA級を15年以上もキープし続けています。
2013年の地元開催「若松G1第59回九州地区選手権競走」でG1初制覇。そして、勢いそのまま乗り込んだ”SGクラシック”ではSG初優出を達成しました。
しかし、G1タイトルを獲得して以降の重賞制覇なく、SGへの出場も果たせていない状況。ただ、2008年から全ての年で優勝するなど、衰えを感じさせない走りを継続中です。
以下は直近10年間の成績。
年 | 勝率 | 優出 | 優勝 |
---|---|---|---|
2014年 | 6.84 | 13回 | 1回 |
2015年 | 6.54 | 11回 | 4回 |
2016年 | 6.43 | 5回 | 1回 |
2017年 | 6.87 | 15回 | 1回 |
2018年 | 6.66 | 11回 | 2回 |
2019年 | 6.44 | 9回 | 2回 |
2020年 | 6.44 | 10回 | 2回 |
2021年 | 6.68 | 9回 | 2回 |
2022年 | 6.91 | 16回 | 2回 |
2023年 | 6.84 | 10回 | 3回 |
年齢的にまだまだ活躍が期待される39歳。多い時で年間100回ちかく1着を獲っているので、僅かなレーサーしか到達していない”通算2000勝”も40代の内に達成すると思われます。
これからのレーサー人生でどのような実績を残してくれるのか?今井貴士の活躍から目が離せません!