2024年3月11日、4日間の日程で開催された戸田優勝戦において、静岡支部のベテランレーサー「佐々木康幸」がイン戦を押し切り通算78回目の優勝を飾りました。
さらに、1997年11月のデビューから唯一獲れていなかった戸田のタイトル。デビュー26年3ヵ月にしてようやく獲得し、35人目(振興会表彰対象では28人目)となる”24場制覇”を達成しています。
今節の佐々木康幸は初日から絶好調!
鬼門となる6号艇を2着で入線すると、その後はオール2連対の活躍で優出1号艇をゲット。優勝戦も抜群のスタート力で優勢な展開に持ち込み、圧巻のイン逃げで勝利。
今節の戸田は隙のない走りで優勝しましたが、過去実績では”最悪”といっても過言ではない相性の悪さ。
というのも、これまで41節に出場し、優出17回という輝かしい実績。しかし、その優勝戦で1度も勝てていなかったのです。
優勝戦に進出した過去10戦だけ見ても…
開催日 | グレード | 結果 |
---|---|---|
2024年1月 | 一般戦 | 5コース/6着 |
2020年6月 | 一般戦 | 2コース/4着 |
2019年9月 | 一般戦 | 2コース/6着 |
2018年6月 | 一般戦 | 5コース/3着 |
2018年3月 | 一般戦 | 6コース/4着 |
2017年10月 | 一般戦 | 5コース/3着 |
2016年4月 | 一般戦 | 6コース/5着 |
2016年2月 | 一般戦 | 1コース/4着 |
2014年9月 | 一般戦 | 2コース/6着 |
2014年1月 | 一般戦 | 4コース/5着 |
百歩譲って、並のレーサーならあり得る結果でしょう。ただ、佐々木康幸は2011年にオーシャンカップを制したSG覇者であり、一般戦であれば枠番に関係なく優勝していそうなもの。
それが26年も優勝できなかったのは、自身の実力というより”それ以外の力”が関係していたのかもw
50歳を迎えて肉体的な衰えを感じる年齢でしょうが、今節の走りができればSG・G1でも対等に戦えるはず!
2015年ぶりのSG出場、そして重賞制覇に期待して陰ながら応援してます。