2023年11月17日に開催された常滑ダイヤモンドカップにおいて、福岡支部のトップルーキー「新開航」がイン戦を制し、自身初のG1優勝を達成しました。
また、優勝賞金1,000万円を獲得したことで、賞金ランキングは50位から30位以内にランクアップ。グランプリ本戦には届かなかったものの、昨年に続きグランプリシリーズへの出場は当確としています。
次世代のエース新開航。現在までの成績やプライベートについては以下の記事が参考になります。
常滑G1のハイライト
2022年には最多優勝&最多勝利だった新開航ですが、今年も勝率7点台、優出12回、優勝4回と万全の状態で常滑G1に参戦。
前検から雰囲気の良かった60号機の後押しもあって、2走目までピンピンの活躍。その後も3走目以外は全て連に絡み、得点率3位で予選を突破します。
準優勝戦はコンマ10のスタートから難なくイン逃げ。優勝戦は実績のある3号艇かと思われた中、予選トップ通過の「土屋智則」、2位通過の「平本真之」が揃ってイン戦2着。
これにより、準優で唯一逃げ切った新開に絶好枠が舞い降りてきたのです。
デビュー初となったG1優出1号艇。2023年のイン勝率は73%以上を残していたとはいえ、迎え撃つ相手は高倉和士を除いて全員SG覇者。
相当なプレッシャーを感じていたでしょうが、抜群のスタートからイン先マイで押し切り、同期では栗城匠・板橋侑我に次ぐ3人目のG1優勝を成し遂げました。
若干27歳にしてこの落ち着いた走り。近い将来、SGの舞台で活躍するのは間違いないでしょう。
年末までに出場予定の重賞レースは、12月19日開幕するグランプリシリーズ。
2022年大会は好走しながらも準優に進めなかったので、今年こそは予選突破、そしてSG初優出を期待したいと思います!
余談ですが、グランプリ本戦は1位~18位、シリーズ戦は19位~60位の選手に出場権が与えられます。詳しくは以下をご覧ください。