2023年6月5日、蒲郡で開催されたG1「68周年記念競走」の準優勝戦。チルト3度で快進撃を続けていた「菅章哉」が、4カドから2着に入りG1初優出を決めました。
3日目の6着を除いてオール2連対中だった菅章哉。準優でも抜群の伸び足で内3艇をまくっていき、インの岩瀬をも飲み込んでいく展開。
しかし、1マークのターンが若干膨らんでしまい、岩瀬に次ぐ2着でゴールしています。
投票締切後に気づいたことですが、菅章哉を1着にした買い目に万舟券なし。
仮にもこのレースは格式高いG1競争の準優勝戦であり、予選を3位通過した岩瀬裕亮のイン戦。さらに、岩瀬の頭ですら万舟がある状態で、菅1着のみ万舟ゼロw
SGを何度も制している峰竜太などであればあり得るでしょうが、菅章哉の戦績は「SG・G1優出0回」。そうした選手として考えれば、異常ともいえるオッズかもしれません。
ただ、そのような期待をさせるのが”艇界のガースー”こと菅章哉。
数日前には弟子の「西岡成美」も初優勝を達成したばかりですし、いつも以上に気合は入っているはず。予選の走りを発揮できれば、水神祭を達成する可能性は高いと感じています。
また、今節の流れからして、チルト3度に跳ねてくるのはほぼ間違いないでしょう。
となると、インに座る赤岩善生は逃げ切るのか?菅章哉がスタートを決めて大まくりを決めるのか?はたまた、峰竜太が有終の美を飾るのか?
これだけウキウキする優勝戦は久々かもしれませんw
一点だけ不安なのは、厳罰化された優勝戦のフライング。4日目第12レースでは、コンマ06のスタートを決めた峰と、コンマ10の赤岩が菅に敗れています。
当然、両者は菅章哉への警戒を高めてくるので、かなり踏み込んだスタートが予想されます。一方の菅もG1初優勝が懸かっているため、際どいSで踏み込んでくるでしょう。
そうなった際、スリットオーバーなんて事態にならなければいいけど…
4カドの峰から売れるでしょうが、私はガースー砲に期待して購入するつもりですw