競艇の「レディースVSルーキーズ」とは、その名の通り女子とルーキーによって競い合う団体戦。
女子24名、男子24名の選手が出場し、対象レースで着順点の合計が高い方に団体ポイントが入る仕組みです。
第1回大会が開催されたのは2018年12月(三国)。それ以降は1年に2回のペースで開催されており、団体戦の勝率はほぼ互角の戦いが繰り広げられています。
2023年2月の芦屋大会の優勝者は「砂長知輝」選手。自身初Vを達成しています。
砂長知輝がデビュー初優勝!団体戦もルーキーズが勝利
2023年1月28日~2月2日まで開催された芦屋「レディースVSルーキーズ」。 砂長知輝が引いたモーターは中堅機だったものの、初日から舟券を外したのは1レースのみ。予選を…
得点表及び減点表(団体戦用)
得点表 | |||||
---|---|---|---|---|---|
1着 | 2着 | 3着 | 4着 | 5着 | 6着 |
10点 | 8点 | 6点 | 4点 | 2点 | 1点 |
選手責任の欠場・失格 | 失速(2回目以降) | ||||
-2点 | -3点 |
上記点数を基準にして、合算した点数が多い方にポイントが加算されます。ただ、予選・一般の団体戦は1ポイントですが、最終日のレースはポイントが倍増。
団体ポイント表
- 予選・一般
-
1ポイント
- 特別選抜B戦
-
4ポイント
- 特別選抜A戦
-
8ポイント
- 優勝戦
-
12ポイント
その為、団体戦で勝利するには、最終日の選抜戦および優勝戦が勝敗のカギを握ります。
第1回~第10回までの通算成績
第10回を含めた通算成績は、紅組(レディース)が5勝、白組(ルーキーズ)が5勝でイーブン。今のところ互角の戦いが繰り広げられています。
これまでの開催場や優勝者については以下をご覧ください。
開催年月 | 開催場 | 優勝選手 | 団体勝利 |
---|---|---|---|
2018年12月 | 三国 | 上條暢嵩 | 白組 |
2019年2月 | 江戸川 | 澤崎雄哉 | 白組 |
2019年6月 | びわこ | 吉川貴仁 | 紅組 |
2020年2月 | 津 | 松尾拓 | 白組 |
2020年5月 | 丸亀 | 平高奈菜 | 紅組 |
2021年2月 | 常滑 | 畑田汰一 | 紅組 |
2021年5月 | 宮島 | 吉川貴仁 | 紅組 |
2022年2月 | 尼崎 | 井上忠政 | 白組 |
2022年5月 | 児島 | 新開航 | 紅組 |
2023年2月 | 唐津 | 砂長知輝 | 白組 |
優勝戦予想に役立つ過去データ
開催年月 | 決まり手 | 出目 | 3連単配当 |
---|---|---|---|
2018年12月 | 逃げ | 1-2-4 | 1,470 円 |
2019年2月 | 逃げ | 1-2-4 | 2,090 円 |
2019年6月 | 差し | 3-1-4 | 16,280 円 |
2020年2月 | 逃げ | 1-2-3 | 960 円 |
2020年5月 | 逃げ | 1-2-3 | 760 円 |
2021年2月 | まくり差し | 4-3-1 | 10,440 円 |
2021年5月 | まくり | 3-4-1 | 8,950 円 |
2022年2月 | 逃げ | 1-2-5 | 3,150 円 |
2022年5月 | 逃げ | 1-2-3 | 840 円 |
2023年2月 | 差し | 2-1-5 | 3,730円 |
上記表は過去の「決まり手・出目・配当」をまとめたデータです。
他の記事で「ルーキーシリーズは荒れる」と解説していますが、その理論が通用するのは序盤のレースのみ。
準優・優出してくるルーキーは女子トップレーサーと同等の実力があるため、特に優勝戦では思っている以上に荒れません。そのうえで、以下の傾向を覚えておいてください。
- 現在までのイン勝率は60%
- インコースの3連対率は100%
- 5号艇・6号艇はほぼ絡まない
- 穴ら狙いは3号艇・4号艇から
ルーキーシリーズの予想は以下の記事が参考になります。穴党の方はぜひ!