ボートレース津で開催された一般戦において、2022年11月19日にデビューしたばかりの「松田淳平」が初勝利を挙げました。
デビューして数ヵ月間、新人は大外6コースから進入する暗黙のルールがあるので、実力も経験も上の先輩レーサーに勝つのは至難の業。ただ、B2級かつド新人が1着になると、必然的に配当は跳ね上がるのが通例。
そんな中、松田淳平が勝利したレースは以下の番組。
期待のルーキー「数原魁」がインに座り、3コースにはA2級の「井上大輔」、さらには6コース(5コース進入)にトップレーサー「海野康志郎」という構成。
当然、松田が勝つ未来を予想したファンは僅かしかおらず、1着だと”全ての出目が10万舟”といった状態。
特大万舟というのはこういったレースで飛び出すものです。
6コースから進入した松田淳平は、フライングすれすれの0台スタート(コンマ02)でスリットを通過。1マークをターンする前にダッシュ2艇を飲み込みます。
ただ、全艇をまくり切ることはできず、スロー3艇の動きを見ながらまくり差しを狙う展開。決して簡単に勝てる状況ではありませんでしたが、2号艇の直まくりで空いた隙間をズバッと差して先頭に立ちます。
道中は他艇との差を広げる好走を魅せ、10艇身ほど離して1着でゴール。
松田淳平の1着に加えて、数原(1号艇)、海野(6号艇)の人気選手が着外となる大波乱。人気薄の3選手が舟券に絡んだことで…
「362,350円(119番人気)」の超特大万舟!
転覆などによる”恵まれ”で初勝利を手にする新人もいますが、今回の1着はまさしく松田自身の実力で掴んだ勝利。
0台前半のスタートに、1マークの展開をついたまくり差し。2ヵ月前にデビューしたての新人とは思えない圧巻の走りだったと思います。
そんな松田淳平について少しだけ。
公式画像 | |
名前 | 松田淳平(マツダジュンペイ) |
登録番号 | 5275(131期) |
生年月日 | 2002年2月21日 |
身長/体重 | 169㎝/54㎏ |
血液型 | A型 |
出身/支部 | 三重県/三重支部 |
2022年11月19日にデビューした2002年生まれのボートレーサー。
同期(131期)には、石渡鉄平の息子「石渡翔一郎」をはじめ、プロ野球から転身してきた「野田昇吾」らが在籍。
そうした注目度の高い選手がいる中で、松田は埋もれていた存在。養成所での成績もパッとせず、これまでネット記事などで話題に挙がったことはなかったはず。
しかし、36万舟を演出したこの1勝によって、ファンからの評価は一段階アップ!次勝ったとしても今回のような高配当にはならないでしょうw
最後に、36万舟券を超える配当はこれまでに沢山出ており、歴代1位はなんと70万舟オーバー。
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