人気・実力ともに艇界トップクラスのイケメンレーサー「秋山直之」。しかし、とある事件をきっかけに信頼は失墜し、一昔前のような輝きはありません。
事件以前は率先して応援する選手でしたが、今は意図的に買いたくない存在。いちファンだった人間として非常に残念です。
そんな秋山直之について、斡旋停止および破門理由をはじめ、嫁・師匠・弟子・引退説などまとめて解説します。
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秋山直之とは?
秋山直之は群馬県出身、群馬支部に所属するボートレーサー。
訓練生時代から優れた才能を発揮し、1998年11月のデビュー直後に水神祭達成。その後も実績を残し続け、2002年の多摩川地区戦でG1初優勝。しかしながら、SGタイトルは未だ獲れていない。
秋山直之の公式プロフィール
公式画像 | |
名前 | 秋山直之(あきやまなおゆき) |
登録番号 | 3996(83期) |
生年月日 | 1979年4月13日 |
身長/体重 | 170㎝/51㎏ |
出身/所属 | 群馬県/群馬支部 |
デビュー日 | 1998年11月14日 |
秋山直之の出場予定や期別成績は、オフィシャルサイトの選手ページでご確認ください。
養成所のリーグ戦成績
本栖研修所(現ボートレーサー養成所)の卒業記念レースでは、優出3号艇からツケマイを決めて83期本栖チャンプに。また、リーグ戦勝率は須藤博倫に続き、全体2位の7.00で卒業しています。
以下は卒業記念のレース映像(画質はかなり粗い)。
映像でも分かるけど、この頃から実力はずば抜けていたっぽい。
同期(83期)の主な選手
同期唯一のSG覇者「重野哲之」をはじめ、G1レーサー「齊藤仁・須藤博倫」など、多くの選手が今もなおトップ層で活躍中。
その他、女子界でひときわ輝く美人レーサー「大瀧明日香」や、先日離婚して”茶谷”から旧姓に戻った「小野桜」も苦楽を共にした同期生です。
これだけ実力者が揃っていてSG覇者が1人なのは意外かも。
師匠は群馬支部83期「金井秀夫」
秋山直之の師匠は、2010年に引退した群馬支部の21期レーサー「金井秀夫」さん。
一匹狼だった秋山に対し、金井さんから声をかけてもらったらしい。そのことがきっかけで2人は師弟関係となり、公私に渡ってお世話になったそうです。
大先輩の金井さんから声をかけていただき、そこからずっとお世話になっています。初めは話をするのも恐る恐るでしたが、常に優しく親切に教えてくださいました。
レース、人生、哲学。おかげで地元の記念も勝つことができました。今も仕事で悩んでいる時に「金井さんに相談したい」と思う時が多々あります。
優勝すると今でも連絡をくれるとのこと。そんな金井秀夫さんを”宝物”だと話しています。
弟子は取っていない模様
公表していないだけの可能性もありますが、秋山直之にの弟子に関する情報は一切見当たりません。
秋山直之の嫁・愛車・年収など
ほぼ語られない「秋山直之のプライベート」を深掘りしていきます。
秋山直之は結婚してる?子供は?
2010年頃のブログサイトにて「奥さんも子供もいる」と記載があります。
ただし、本人の口から述べられたことではなく、仮に事実だとしても結婚相手・お子さんの情報は皆無。その為、噂程度の情報として受け止めてください。
愛車は上位グレードのアルファード
元競艇選手「関谷聖二」のYoutubeに出演した際の一幕。会話の内容から秋山直之の愛車であることはほぼ間違いでしょう。
そのうえで、秋山が運転している車はトヨタアルファード。そして、関谷さんが座っている仕様を確認する限り、同車種におけるハイグレードモデル「エグゼクティブラウンジ」かと。
ちなみに、エグゼクティブラウンジの新車価格は…
上記にオプションを諸々含めると「推定1000万円」の超高級国産車です。
ここからは個人的な憶測ですが、このアルファードはおそらくセカンドカー。年収数千万円のトップ選手なので、メインの愛車は他にあるはず。
秋山直之の年収(年別獲得賞金)
年 | 獲得賞金 | 順位 |
---|---|---|
2013年 | 53,220,000円 | 22位 |
2014年 | 33,620,000円 | 75位 |
2015年 | 34,390,000円 | 68位 |
2016年 | 38,480,000円 | 52位 |
2017年 | 44,570,000円 | 39位 |
2018年 | 44,730,000円 | 43位 |
2019年 | 36,470,000円 | 92位 |
2020年 | 40,890,000円 | 83位 |
2021年 | 49,320,000円 | 46位 |
2022年 | 43,100,000円 | 77位 |
2023年 | 37,690,000円 | 122位 |
2024年 | 7,300,000円 | 1019位 |
秋山直之が稼いだ年別の賞金一覧。
見づらくなると思って2013年以降に留めましたが、同水準の賞金を2005年頃から継続しています。
2023・2024年を除けば、賞金ランキングはいずれも100以内。一般のサラリーマンの生涯年収は約2億7000万円と言われていますが、秋山は6年ほどで稼いでしまう訳です。
よっぽどのアホじゃなければお金に困ることはないはずw
ボートレーサーの年収などは以下の記事が参考になります。
秋山直之のSNS(インスタ・X)
秋山直之本人が運用するインスタ・X(旧ツイッター)などのSNSはありません。
その代わりといってはなんですが、レース外の秋山を見たいなら「関谷聖二」元選手のYoutubeチャンネルがおすすめ!
一時期は準レギュラーといっても良いほど出演し、水面では見せない素の秋山直之を披露しています。ただ、2022年4月30日を最後に出演はなし。
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ペラグループ破門&5ヵ月間の出場停止理由
秋山直之と検索した時に表示される「破門・斡旋停止」の怪しいワード。別々の出来事ですが、どちらも現在に繋がる不祥事といって良いでしょう。
廣町恵三のペラグループを破門
JLC専属解説者として活動している「廣町恵三」元選手のペラグループに属し、いつしか破門されたというのは有名な話です。
その破門理由で噂されているのが女性問題。
結婚して嫁・子供はいたはずですが、以前から女性関係で悪い噂がちらほら。廣町恵三グループを破門されたのは、そうした問題が原因だったのでは?と囁かれています。
もちろん、確証のない情報だけで決めつけるのは時期尚早。ですが、同じグループにいた「山崎智也」との関係性、さらに出場停止処分の内容から、あながち大それていない気が…
同支部「山崎智也」との不仲説
現役時代、艇界の貴公子として人気を博したイケメンレーサー「山崎智也」。
廣町恵三に弟子入りし、師匠が作ったペラグループに所属。秋山も同じグループに属していましたが、途中で破門により脱退した経緯があります。
山崎にとって廣町恵三さんはデビュー当初からお世話になった恩人。仮に「破門=裏切り行為」が事実だとすれば、愛弟子として許せない事案だったのは間違いないでしょう。
「山崎智也と秋山直之の不仲説」はこうした出来事がきっかけだったと言われています。
一番うらやましい辞め方じゃないですか。最後まで、スーパースターだったんじゃないですか。
一応、山崎智也の引退時に上記コメントを残していますが、山崎から秋山に対しての発言は一切なし。
同支部の後輩でありペラグループも同じ。確執などなかった場合、1度くらい名前が挙がってもおかしくないですよね…
斡旋停止となった不倫事件の真相
2024年3月、有名インフルエンサーZ李氏を皮切りに、多数のSNSユーザーから「女癖の悪さを決定づける不祥事」が暴露されます。
以下はZ李氏によるツイート。
江頭賢太は14ヵ月斡旋停止らしい。
チン写メセクハラ爆撃してた大久保9ヵ月が甘すぎるだろ。不倫と関係者との不適切な関係で秋山5ヵ月と比べてもおかしい。
以下は今日が終わりの始まりの日のツイート。
斡旋が止まっている秋山直之だが、マクール最新号によれば、2月28日の褒章懲戒審議会で専門紙記者との不適格な関係に対し、ボートレーサーとしての体面を汚し、著しく風紀を乱す行為として5か月の出場停止処分が下されていた。
特に注視してほしいのが2つ目のツイート。
「マクール最新号によれば」とある通り、マクールはほぼ公式といっても良い立ち位置。
そのメディアが”専門紙記者との不適格な関係”と記載している以上、不倫もしくはそれ相応の不祥事だったのは確定的。案の定、秋山の斡旋は全て削除されました。
正直、過去の行いなどを含めて”5ヵ月間の出場停止”は軽すぎないか?というのが本音。
2024年7月、処分が明けて復帰戦が入る
2024年7月5日、長らく欠場していた秋山直之の出場予定が更新。同年2月27日の江戸川G1以来の斡旋となります。
意外だったのがSNSの反応。
謹慎中の秋山直之の復帰が決定。8月7日開幕の平和島一般戦。秋山は専門記者との不適切な関係に対し5ヶ月の出場停止処分を受けていた。彼の全速ターンと諦めない走りは魅力だ。誰にでも過ちはある。詮索はしない。秋山は今後の走りでお詫びと信頼回復に努めると誓った。その想いを信じてあげたい。 pic.twitter.com/sQvIAv6vyX
— コージ苑 (@koji_garden) July 5, 2024
まぁ重い物背負ってるとはいえ復帰する以上プロレーサーなんだし周りがいらないこといってもしゃーないっしょ
— か ず ま (@Manatsusan_46) July 5, 2024
やることやるだけ桐生でも見たいけど江戸川番長秋山直之お待ちしておりますので
元々江戸川のモチベーション高いけどあなた帰ってくると最高潮なんですわ
過去に不祥事を起こした「峰竜太」の時と比較して、かなりウェルカムな様子。不倫を咎める声は一つもない状況です。
内容が違うので何とも言えませんが、予想屋との繋がりは許すことができず、不適切な関係は許せる?それとも、スーパースターだから許せない?
どっちもどっちだと思うけどな…
デビューから現在までの成績
様々な問題を抱える秋山直之ですが、ボートレーサーとしては紛れもなくトップクラス。その実力が分かるこれまでのキャリアを時系列で紹介します。
デビュー戦&初勝利(1998年)
1998年11月14日の地元桐生においてデビューを果たし、本栖チャンプらしい走りで3着入賞。期待通りの実力を魅せつけ、迎えた2日目第2レース。
大外からコンマ17のトップスタートを決め、先輩レーサーらを飲み込むまくり一撃!
デビュー2走目にして早々と水神祭を挙げると、3走目以降も全て3着以内に入る快挙。まさかまさかのデビュー節初&予選突破を達成しました。
2001年4月、平和島で初優勝
デビュー節で化け物ぶりを発揮した秋山直之は、その後も1着を量産。1999年4月にはオール3連対で初優出するなど、デビュー2期目でA2級初昇格を成し遂げます。
幾度となく優勝戦に進出する中、待望の瞬間が訪れたのは2001年4月の平和島一般戦。
6戦4勝の活躍でポールポジションをゲット。鈴木幸夫の強前付けにより2コース進入となりますが、トップスタートから直まくりで沈めてデビュー初優勝の水神祭達成!
さらに、勢いそのまま次節の江戸川でも準パーフェクト!この年はなんと、優出14回という圧倒的な強さを魅せつけたのです。
デビュー3年でG1初制覇
2002年2月に開催された多摩川G1「第47回関東地区選手権競走」。この大会こそ、秋山直之が天才であることを証明したレース。
結果的にG1初優勝を達成しましたが、驚きだったのは”予選の半分以上が6コース”という内容。
はたして、過去にこんな状況で勝てるルーキーがいたでしょうか?
達成スピードだけ見れば、エースモーターを引いてたまたま優勝した選手はそれなりにいるでしょう。
対して秋山が置かれた環境は、2連対率31%の平凡機に加えて、圧倒的不利な大外進入。例えSGレーサーであっても勝つのは極めて難しかったはずです。
その戦いを22歳で制してしまった秋山直之。天才という言葉しか思い当たりませんw
秋山同様、若くして偉業達成した選手はこちらをどうぞ。
2007年GPシリーズでSG初優出
秋山直之がSG初出場を果たしたのは、2022年5月に尼崎で開催された笹川賞(オールスター)。
それ以降もグレードレースで実績を積み上げ、SGではお馴染みの顔となっていきます。ただ、本来の実力を発揮できず、20回目のSG出場でようやく初優出(6着)。
以下は2024年7月時点の各グレード成績とSG実績。
勝率 | 1着率 | 3連対率 | 優出/優勝 | |
---|---|---|---|---|
SG | 6.88 | 11.8% | 46.3% | 3回/0回 |
G1 | 6.47 | 15.7% | 56.9% | 29回/5回 |
G2 | 7.08 | 21.1% | 62.7% | 7回/0回 |
G3 | 6.75 | 27.8% | 74.2% | 22回/5回 |
一般 | 7.33 | 34.7% | 80.1% | 226回/66回 |
- 出場節数:92節
- 出走数:761走
- 勝率:6.88
- 準優出数:24回
- 準優出率:26.0%
- 優出数:3回
- 優出率:3.26%
- 優勝数:0回
グレードが上がると選手も強くなるので、最も厳しい戦いになるのは当然。とはいえ、そこまで実力に大差のないG1と比較しても、SGだけ明らかに成績が低迷しています。
SGレベルに達していないとは考えにくいですし、ひょっとしたら苦手意識が結果に表れているのかも。
いずれにせよ、1つぐらいSGタイトルを獲っていても何ら不思議はない存在。今後の活躍に注目が集まります。
今は応援する気になれないけど、SGで結果を残せば私のような人間も減る気がする。
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