競艇マクールのリアルな評判＆無料予想・アプリ・使い方など

ボートレース専門メディアとして最も知名度のある「競艇マクール」。

古くは紙媒体の月刊誌にはじまり、時代に合わせてWEB版・アプリ版をリリース。2023年9月に創刊30年周年を迎えた今でも多くのファンから愛されています。

競艇をやっていたら嫌でも目にする存在。ただ、名前は知ってるけど予想で使ったことはない…という人が多いのでは？

そこで今回は、マクールが提供するサービスをはじめ、あまり知られていないWEB・アプリの無料予想など、プラスαになる情報をお届けします。

競艇マクールとは？

競艇マクールとは、ボートレース関連の情報を発信する数少ない専門メディア。

決まり手のまくり、そして創設者かつ初代編集長「水村和彦」の個人事務所名から命名されたと言われています。

創刊は1993年8月

競艇専門誌として1993年8月に創刊。当初はSG開催に合わせた不定期発行でしたが、1995年3月号から月刊の定期発行へ変わりました。

表紙イラストを担当していたのは、生粋の競艇好きで知られる漫画家「蛭子能収」さん。バックナンバーを確認する限り、2023年8月号まで描いていたと思われます。

マクールの運営母体は民間企業

競艇マクールの発行およびWEBメディア、アプリの運営会社は株式会社ネプラス。

3つの事業（メディア・コンテンツ事業、DXソリューション事業、映像クリエイティブ事業）を柱に、公営競技のUX（顧客体験）向上を目指す会社です。

ちなみに、同等の知名度を持つ競艇専門誌「BOATBoy」は、日本レジャーチャンネル（JLC）が運営する公式メディア。意外と知られていない事実かもしれません。

現マクール編集長は「渡辺将司」

2024年7月現在のマクール編集長は「渡辺将司」。

東京スポーツ、西日本スポーツを経て2020年に入社。初代編集長の水村和彦、2代目のヤマケイこと山本圭一を継ぐ形で、2022年4月に3代目編集長に就任しました。

編集業務を傍ら、各競艇場のYouTubeチャンネルやBSフジのボートレース番組など、様々なメディアに出演しています。

西山貴浩を客員編集長に抜擢

マクールの”客員編集長”を務めるのは、艇界のエンターテイナー「西山貴浩」。何やら重責っぽい印象を受けますが、実際に行っているのはコラム執筆のみ。

2016年に1年だけという話で始まったものの、今や8年以上も続く人気コンテンツに。

「ブラック企業じゃ～！何が1年じゃ！！」とコラムでは毒づでながらも、ポンコツ会の進捗や競艇の魅力を発信してくれています。

SNS界隈の人気者「三吉功明」は元副編集長

超大穴党としてSNS界隈（主にX）で絶大な人気を誇る「三吉功明」。かつては競艇マクールに籍を置き、副編集長まで上り詰めた人物です。

マクール所属時代には、予想コラムや対談記事、YouTubeチャンネルに出演。また、話題沸騰中の予想法「加速タイム・新加速タイム」を考案・開発した張本人でもあります。

完全無料で予想情報を公開しているので、10万舟を当てたいならフォロー必須！

競艇マクールのWEB・アプリ

競艇マクールにはPC版のページが存在しません。よって、不便に感じる層は少なからずいるはず。

とはいえ、現代の競艇ファンはほぼスマホユーザー。舟券の購入だけでなく、情報入手も「モバイル版 or アプリ版」を利用するのが一般的と言えるでしょう。

WEB版・アプリ版の操作性は同じ

コンテンツの中身や操作性は、WEB版・アプリ版どちらを使ってもほぼ変わりません。

唯一の違いを挙げるとすれば、立ち上げる時の手間と、有料会員登録時の課金方法ぐらい。それ以外は全く同じサービスなので、お好きな方を選べば良いかと。

アプリ版（iphone・Android対応）は基本無料だけど…

マクールのアプリはiphone・Androidいずれも無料で取得可能です。

ただし、完全無料サービスではありません。また、有料サービスを利用したい場合は月額の会員登録（プレミアコース550円・スタンダードコース350円）が必要となります。

以下はコースごとに利用できるサービス比較。

P「プレミアコース」
S「スタンダードコース」

利用可能サービス	P	S
超抜モード	〇
狙い選手	〇
風速別レース傾向	〇
モーターパワー6人比較	〇
カスタマイズ予想	〇
電子雑誌マクール	〇
継続ありがとうキャンペーン	〇
配当ランキング	〇
モーター評価一覧		〇
直前展示気配		〇
イチオシ予想		〇
注目シリーズ予想		〇
優勝戦予想		〇
ニュース		〇
オリジナルコラム		〇
舟券ゲーム 魔王決定戦		〇
ニコニコキャンペーン	〇	〇
広告非表示	〇	〇

予想に役立ちそうな情報はほぼ有料サービス。

出走表や結果、払戻金をチェックするだけなら無料で利用できますが、GoogleやSNSで検索すればすぐに情報が手に入る現代。マクールの無料コンテンツにどれだけの価値がるのか？

有料コースの解約方法

WEB版・アプリ版（iphone・Android）で解約方法が異なります。それぞれの手順を解説しておくので、入会前に確認しておきましょう。

競艇マクールの予想は当たる？

競艇予想サイトとしては群を抜いて信頼できますが、競艇マクールが提供する予想で勝つことはできるのか？

イチオシ予想・超抜モード予想

競艇マクールの予想は大きく分けて、誰でも見られる「無料予想」、スタンダードコース限定「イチオシ予想」、プレミアムコース限定「超抜モード予想」の3種類。

まずは「イチオシ予想」。当日行われるレースから厳選した2レースを公開。本命狙い＆穴狙いの推奨買い目が提供されます。

次に「超抜モード予想」。マクール独自開発の”CP予想”を元に、3連単の買い方や投資金額の目安となる信頼度が入手可能。そして、重視したい項目を設定できる”マイ予想機能”も利用できます。

性質の異なる2つの無料予想

「無料予想」の場合、マクールが提供する予想。評価印・短評・3連単推奨買い目が閲覧でき、1レースあたり6～8点、多い時で20点近くになる場合も。

「公式無料予想」の場合は、リンク先は各競艇場やスポーツ紙が提供する予想ページ。マクールの独自見解ではありません。

マクール無料予想の的中率は？

	桐生	平和島	三国	徳山
1R	〇1820	×	×	〇710
2R	×	×	〇5080	〇1460
3R	×	×	×	〇690
4R	×	×	×	〇440
5R	×	〇3150	×	×
6R	×	×	×	×
7R	×	×	〇740	×
8R	×	×	×	×
9R	×	×	×	×
10R	×	×	×	〇1160
11R	〇650	〇1110	×	×
12R	×	×	×	×

場	的中率	投資額	回収額/回収率
桐生	2/12	7800円	2470円/31.7％
平和島	2/12	11400円	4260円/37.4％
三国	2/12	12000円	5820円/48.5％
徳山	5/12	7200円	4460円/61.9％
	11/48	38400円	17010円/44.3％

記事作成当日に公開された無料予想の検証結果。

4場（計48レース）の的中率は22.9％、回収率は44.3％。1日分のデータとはいえ、さすがにこの程度の予想だと検証を続ける気になれません。

もちろん、1ヵ月・1年と続ければ良くなる可能性はありますが、他の情報サイトでも”総じて回収率は低い印象”を受けます。

競艇マクールの評判は？

マクールに対する口コミを忖度抜きでまとめておきます。

全くとして盛り上がっていない様子

マクール関連の投稿をXにて無理くり集めてみました。

有料コース（イチオシ予想・超抜モード予想）に関する投稿は数えるほど。この状況からして、利用している競艇ファンは僅かしかないことが予想されます。

画面全体の広告がウザい（PC・スマホ両方）

ここ最近「経営状況が悪いのかな？」と感じるほど、PC・スマホいずれも広告がウザったいです。

売上（利益）のために運営しているのは理解しています。ただ、競艇界で最も公式と近しい関係でありながら、誤クリックを誘発させる広告掲載はいかがなものか？

確証はありませんが、古くから利用してきたマクールファンたちもウンザリしているはず。

マクールアプリの評価やレビュー

2024年7月現在、AppStoreで4.2、GooglePlayで3.5～3.9と一定の評価はあるようです。

しかし、ネガティブなレビューも数多く投稿されており、そのほとんどは「広告・操作性の悪さ」を指摘する内容。

そうした声に対し、運営元は「有料コースに入会すれば広告非表示になる」と回答しているので、無課金者は我慢する他ないのかもしれません。

競艇マクールが運営する各種チャンネル

マクールが運営しているSNS・Youtubeなどのサブツールを紹介します。

競艇マクールのX（旧ツイッター）

マクールが独自に配信する最新ニュースが投稿されています。

ただ、ニュースのリンク先はスタンダードコース限定記事。会員未登録では残念ながら途中までしか読むことができません。

マクール公式note＆競艇予想note

マクールは2つのnoteを公開中。

一つは興味深いデータや選手のこぼれ話など、マニアックな情報を入手可能。ただし、最後まで読めるのはスタンダード会員のみです。

もう一つは不定期で公開される競艇予想。民間企業なので何やっても構いませんが、マクールって公式と深く関わっていながら、ツイッター予想屋の真似事ですか…

Youtubeチャンネル「マクールch」

マクールの公式YouTubeチャンネルは2010年に開設。

2023年5月の「土屋南・土屋蘭の姉妹インタビュー」を最後に更新はストップ。西山貴浩と峰竜太の出演回は見応えあったんですけどね…