曾根孝仁（ソネちゃん）とは？引退理由や現在＆AIエビスの実態

元ボートレーサーの経歴を持つ「曾根孝仁（そねたかひと）」。

現在はタレント活動や飲食店の経営をはじめ、Youtubeチャンネル（ソネちゃんTV）など幅広く活躍中。

ただ一点気になったのが、2022年頃から有料販売している「AIヱビス」という予想サービス。この開発・運営に曾根自身が関わっており、良からぬ噂もちらほら。

そこで今回は、曾根孝仁について丸っと解説。現役レーサーだった時の実績や、引退後の活動状況を深掘りしていこうと思います。

曾根孝仁とは？

曾根孝仁は愛媛県出身、香川支部の元ボートレーサー。

93期生としてやまと学校（現ボートレーサー養成所）に入所し、2003年11月12日に多摩川でデビュー。

約1ヵ月で初勝利を挙げる活躍を魅せるも、その後はパッとしない成績が続き…。A級昇格および初優勝を果たすことなく、2020年6月にボートレーサーを引退しています。

選手時代の公式プロフィール

公式画像
名前	曾根孝仁（そねたかひと）
登録番号	4249（93期）
生年月日	1982年7月17日
身長/体重	170㎝/53㎏
出身/所属	愛媛県/香川支部
デビュー日	2003年11月
引退日	2020年6月

曾根孝仁の同期（93期）は、23年4月時点で21名の現役レーサーが活躍中。その中で有名な選手は、SGレーサー「馬場貴也」を筆頭に、同じくSG覇者「長田頼宗」の2名。

2020年6月の引退レース

曾根孝仁のラストランは2020年6月17日の若松一般戦。

インコースの北中元樹に次いで人気を集めた中、コンマ08のトップスタートから2着。有終の美とはいかなかったものの、人気に応えるかたちでレーサー人生に幕を下ろしました。

曾根孝仁の引退理由は？

引退理由について正式発表はなされていませんが、おそらく成績不振で限界を感じたのでしょう。

また、曾根孝仁はフライング事故が多いことでも知られており、F休みに費やした期間は17年の現役生活で約3年。その間は賞金がなく無収入となるため、アルバイトをして生計を立てていたようです。

以下は、引退後に本人が語ったエピソード。

出場5節連続で6本フライングという前代未聞・唯一無二の記録を持つ勝負師。フライング休み期間中には、ホスト、ビールの売り子、治験、スカウト、配送員、大火工事など、様々なアルバイトを経験。

引用元：TITAN

F休み中にバイトをするのは有名な話ですが、まさか「ホスト」をしていたとは…。違法じゃないにせよ、元選手の経歴としては唯一無二ｗ

デビュー以降の通算成績や獲得賞金

	1着数	勝率	優出/優勝
SG	0回	0.00	0回
G1	0回	0.00	0回
G2	0回	0.00	0回
G3	1回	3.07	0回
一般	202回	3.66	2回/0回
総合	203回	3.65	2回/0回

ご覧の通り、特筆するような実績は残していません。

期別成績を確認する限り、4期通算（勝率3.80未満・事故率0.7以上）はボーダーギリギリっぽい。引退前の時期は落ち込んでいるし、この成績が引退に関係しているのかも。

タレント「曾根孝仁」の現在

2020年6月に引退後のタレント「曾根孝仁」について。

2020年9月、芸能事務所「タイタン」と契約

この度、弊社は、今年6月に17年のプロ生活を引退した、元プロボートレーサーの選手と専属マネジメント契約をさせていただきました。曾根孝仁はタレントとしての新たなキャリアを始めます。

2020年9月、お笑い界の大御所”爆笑問題”や、M-1グランプリで優勝した”ウエストランド”が所属する「TITAN（タイタン）」と専属マネジメント契約を締結。

今後は「ボートレースの解説や予想・イベントのお仕事、YouTubeの動画制作など」に取り組んでいくとのこと。

競艇を中心とした幅広い活動内容

現時点で分かっている曾根孝仁の活動内容は…

どれが主な収入源かは分かりませんが、直近だと”ボートレース関連”の仕事が多そうなイメージ。

「元ボートレーサーなら公式の仕事を貰えるんじゃ？」と感じた方も多いはず。ただ、公式からNGとされる予想販売を行っているので、お呼ばれされることはまずあり得ないでしょう。

新宿歌舞伎町に「BARカシェット」オープン

明日、誰もいない、あり得ると思うので誰か来て下さい。上手く行くとは思って無いですが上手く行くよう努力はしようと思います。

〒160-0021
東京都新宿区
歌舞伎町2丁目23-10
第1本間ビル2階
BARカシェット、フライングスタート

— 曾根孝仁（ソネちゃん）ジャガー🚤BARカシェット、フライングスタートレンタルソネちゃん始めました (@sone_titan) April 24, 2023

2023年4月に新たな事業として開始した「BARカシェット フライングスタート」。

お店は新宿歌舞伎町の中心街にあり、飲み放題プランのあるカラオケバーみたいな感じかと。参考までに、料金体系は以下の通り。

1部	時間帯：8:30～22:00 20分飲み放題：500円 ※ビール付きは600円
2部	時間帯：21:00～28:00 男性：5,000円 女性：4,000円

パッと見、田舎にあるスナックのよう。家賃はそこそこ高そうだし、綺麗なお姉さんと話せるコンセプトでもなさそうだし。経営を軌道に乗せるのは難しそうだけど…

まぁ、歌舞伎町に寄ることがあれば一度は足を運ぶつもりなので、実際に行った感想は改めて報告します。

2023年10月、Z李率いる新宿租界のメンバーに

競艇のみならず、ギャンブル全般で圧倒的な影響力を持つ新宿租界。Z李氏が率いるそのグループに、元レーサーの”ソネちゃん”が予想師として加わったのです。

客観的な意見を言わせてもらうと、新宿租界への加入は正しい判断だと思います。

単独で予想販売しても売上は知れてます。しかし、組織のパワーによって拡散力は増し、自ずと購買層の拡大に繋がるはず。

もちろん、マイナス面も沢山あるでしょうが、稼ぐことのみで考えれば最も無難なルートのような気がします。

曾根孝仁のSNSアカウント一覧

曾根孝仁が運用するSNSアカウントは「Youtube・ツイッター・インスタグラム」の3つ。

この中で最も更新頻度が高いのはツイッターとインスタ。競艇予想やオープンしたお店のことなど、かなりの頻度で更新されています。

一方、Youtubeは約1年前から更新がストップ。また、元ボートレーサーという肩書であるにも関わらず、登録者数・視聴数は低空飛行を続けているようです。

競艇予想「AIヱビス」とは？

上記でお伝えした通り、曾根孝仁は「競艇予想の有料販売（AIヱビス）」の運営も行っています。

ただ、そのサービスには不可解な点が山積み。もし、AIヱビスを気になっている競艇ファンがいるなら、実態を把握してから利用するか検討してください。

曾根孝仁が深く関わる有料予想サービス

AIヱビスとは、ボートレースを学習したAIが「各レース毎の選手の期待値」を指数で見える化したものです。
”ヱビスの生みの親”元ボートレーサーの曾根さんの「ソネちゃんTV」では、ヱビス指数の使い方を学びながら、また、元ボートレーサー視点での選手情報・直前情報・買い目を聞きながら、ボートの生中継を楽しめます。

「ヱビスの生みの親」と記載がある以上、曾根孝仁が深く関わっているのは間違いないでしょう。

ちなみに、AIヱビスの予想料金は300～980円程度。対象レースをnoteで購入すれば、各選手の指数が閲覧可能となります。

AIヱビスの口コミ・評判は？

ツイッターで「AIヱビス（またはAIエビス）」と検索したところ、関係者を除くツイートは2023年になってから3件のみ。この結果から言えることは…

競艇ファンで利用している人はほぼいない。

仮にも元レーサーが運営に携わる予想サービス。少しぐらいは話題になりそうですが、蓋を賭けてみたら悲惨な状態でした。

曾根さんの広告戦略がヘタなのか、予想がクソで利用者が減ったのか？盛り上がっていない理由は不明ですが、いずれにしても信頼度の高いサービスではありません。

AIヱビスに元同僚から詐欺疑惑

上記ツイートは「伊藤宏」が投稿したもの。伊藤宏は曾根孝仁と同じ元ボートレーサーで、競艇界の闇を暴くツイートで話題の人物です。

伊藤宏の暴露ツイートが話題！引退後に語る競艇界の裏話

元同僚なので仲良しかと思いきや、AIエビスを「詐欺予想」呼ばわり。さらに、AIエビスのアカウントからブロックされた報告に加えて「やはり予想屋詐欺のようです」と犬猿の仲。

とはいえ、詐欺である証拠は示されていないので、伊藤氏の投稿内容が”事実 or 虚偽”なのかは分かりません。

ただ、あくまで個人的な見解ですが、AIシステムを構築するには高度な専門知識だけでなく、時間も労力も掛かります。

その全てを曾根孝仁が行っているとは思えず、ボーターズAIのように黒幕がいる可能性大。ひょっとしたら、曾根自身は広告塔を担っているのかもしれません。

素性がはっきりしている以上、かなりリスキーなビジネスに思えます。

AIエビスはこのままグレーな道を突き進むのか？

元ボートレーサーという特殊な経歴を持ち、現在は太田光代が率いる大手芸能事務所に所属するタレント「曾根孝仁」。

今後のマネジメント次第では、競走会が扱う公式案件をはじめ、上手くいけば地上波に出演できるチャンスだってあったはず。

それが今や、新宿租界メンバーかつ、元同僚から詐欺呼ばわれする予想サービスの主。

中にはその影響力欲しさに近寄ってくる人間は多いでしょうが、時間の経過と共に離れていき、その先にあるのはアンダーグラウンドな世界のみ。

はたして、ソネちゃんはどこに向かっているのか？人間性はすごく好きなので、今後も活動を見守っていくことにします。