2021年度(2021年4月1日~2022年3月31日)の競艇場売上は、1991年以来となる2兆3926億円を更新。その波に乗って、大村競艇は過去最高となる1,759億円を記録し、全国24場でNo.1および2年連続日本一となりました。
長崎県大村市ボートレース企業局は22日、大村ボートレース場(玖島1丁目)で2021年度に開催されたレースの売上額が、過去最高だった前年度を上回る1759億円だったと発表。全国24レース場の中で2年連続の日本一となった。
同局によると、21年度の全国の総売上額は前年度比約14%増の2兆3926億円で、1991年度以来過去最高を更新した。大村は約11%(168億円)の増で、2018年のナイター開始以降、4年度連続で過去最高を更新。2位の住之江(大阪市)より184億円多かった。
売り上げのうち電話・インターネット投票が1454億円と8割超を占め、前年度比約12%の増。新型コロナ禍による「巣ごもり需要」が依然として続いていることをうかがわせた。出典:長崎新聞
大村といえば競艇発祥地として知られ、イン天国とも称される競艇場。日本一の売上を2年連続達成できた要因を考察すると…
- インターネット投票の普及
- ナイター・ミッドナイト開催
- インが強く予想しやすい
最も大きく影響したのは、インターネット投票の利用者が急増したこと。また、コロナ感染による”巣ごもり需要”も後押しする要因となり、売上全体に占めるネット投票の割合は8割を超え。前年比で12%も増加したようです。
他にも、ナイターレース(ミッドナイト)で幅広い層が参戦しやすく、日中仕事をしている層にも参戦しやすい。さらに、インが強く予想難易度が低いことも売上増の要因と思われます。
ちなみに、大村競艇の売上推移は以下の通り。
- 2021年度:1759億円(前年比110.4%)
- 2020年度:1592億円(前年比150.9%)
- 2019年度:1055億円(前年比144.9%)
- 2018年度:728億円
特に、コロナ感染が蔓延し始めた2020年初旬あたりから伸びが凄い!
コロナ禍は世間一般的に喜べないパンデミックですが、競艇界にとっては間違いなくプラス。また、競艇だけでなく全ての公営ギャンブルが伸びているので、巣ごもり様々かもしませんね。
大村競艇では2022年12月の「グランプリ」開催予定地となっています。競艇ファンにとって攻略しやすい水面でもあるので、年末までに特徴などを把握しておきましょう。
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