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非常識なフライングの処置変更!F休み延長で即日帰郷は撤廃

非常識なフライングが処置変更!即日帰郷からF休み5日間延長

競艇ではフライングスタート方式を採用しており、大時計が0~1を指している間にスリットを通過しなければいけません。しかし、既定のタイミングより速く通過してしまうと「フライング」となり、重たい罰則が待っています。

まず、ボートレーサーの賞金に大きく影響してくるF休み(フライング休み)。

  • 1回目:30日間
  • 2回目:60日加算
  • 3回目:90日加算
  • 4回目:180日加算

1回目なら30日間の休みで済みますが、消化せずに再びFを犯してしまうと60~180日間の休みが加算されます。3回目ともなると半年以上はレースに出場できず、当然その間の収入はゼロ。

その以外にも罰金や優勝戦に乗れなくなる罰則などがあり、選手にとって最も怖い存在といっても過言ではないでしょう。

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2022年5月1日より非常識Fの処置変更

そうした中、非常識なフライングに対する処置(罰則)の変更を発表。

一般財団法人日本モーターボート競走会は、集団スタート事故防止策の一環として、非常識なフライングを起こした選手に対する処置について、下記の通り変更することを発表しました。

非常識なフライングを起こした選手に対する処置
≪令和4年4月30日までの非常識なフライング≫
⇒原則、即日帰郷の処分とする。

令和4年5月1日以降の非常識なフライング≫
⇒原則、即日帰郷の処分を廃止し、従前のスタート事故による出場辞退期間に、5日間の出場辞退日数を加算する。

出典:ボートレースオフィシャルサイト

従来の処置は即日帰郷でしたが、変更後は「5日間のフライング休み加算」となります。その為、非常識なFをしても即日帰郷とはならない代わりに、従来のF休み期間が長くなる処置へと変更されます。

変更前

  • 1回目:30日間
  • 2回目:60日加算
  • 3回目:90日加算
  • 4回目:180日加算

変更後(非常識F)

  • 1回目:35日間
  • 2回目:65日加算
  • 3回目:95日加算
  • 4回目:185日加算

確かに、最近はフライング事故が多発していたように感じるので、F休みを少しでも増やして無理なスタートを抑制したいのでしょう。

碧南送りの条件も変更

碧南訓練所」という施設をご存じでしょうか?施行者に多大なる迷惑を掛けた選手が送り込まれるところで、以下に該当する行為をしてしまった場合、この施設で2泊3日の研修が行われます。

  • .05秒以上のフライング(非常識F)
  • 優勝戦でのフライング
  • フライング後、90走以内に再びフライング

二度と同じ過ちを犯さないようにみっちりとしごかれ、研修最終日にはスタートを5本連続成功させないと帰宅できない決まり。

これまでは非常識なフライングを1回でもすると「碧南送り」となっていましたが、今回の処置変更に伴い、上記の条件から「非常識なフライング」は無くなることとなるようです。

厳しくしたのか?緩和したのか?どこか腑に落ちない気もするけど…。

処置変更に対するネットの声

今回の発表に関する反応を見ていると、イマイチ納得していない意見が多く感じました。

「5日微増しただけで意味があるのか?」「施行者が売上のためにやってるだけでは?」「本気でスタート事故防止策を講じているとは思えない」等々、否定的な口コミばかり。確かに、F休みを5日間長くしてどれだけの効果があるのか疑問です。

最後に、フライングは勝とうと思った結果なので仕方ありません。でも、非常識なフライングでレースを荒らされのだけはマジで勘弁。そんな選手にはもっと重罪を課すべき。

と、舟券が外れたレースは思ってますw

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