2024年6月14日に引退届けを提出し、既にボートレーサーを引退していることが判明。
生涯獲得賞金はわずか1945万円。通算成績は、1着10回・勝率2.02・優出および優勝0回。水神祭は初勝利のみで選手生活にピリオドを打った。
育休中で長期欠場中の「計盛光」ですが、2024年6月某日、ボートレースオフィシャルサイトから選手ページが削除されました。
現時点で”引退 or 一時的に削除”は明らかになっていません。ただ、これまでの成績が芳しくなかったこと、さらに通常より育休期間が長いことから、SNSなどでは引退を心配する声が多数寄せられています。
ちなみに、計盛が最後に走ったレースは、2021年6月の住之江G3オールレディース。同斡旋を最後に産休入りしています。
計盛光は引退?一時的な削除?
年 | 期 | 出走数 | 勝率 |
---|---|---|---|
2019年 | 前期 | 59 | 1.34 |
後期 | 85 | 1.39 | |
2020年 | 前期 | 87 | 20.2 |
後期 | 65 | 1.85 | |
2021年 | 前期 | 69 | 2.54 |
後期 | 80 | 2.70 | |
2022年 | 前期 | 33 | 2.45 |
後期 | 0 | 0.00 |
2018年5月のデビュー以降、引退勧告の基準となる「4期通算(勝率3.80)」は一度も達成していない状況です。
4期通算とは、1期を6ヵ月として4期の通算勝率が3.80(登録30年以上は4.80)を超えなかった場合、下から順にクビ宣告がなされる競艇界のルール。
ただし、新人選手には3年間の猶予が設けられています。
よって、2021年後期(2020年11月1日~2021年4月30日)までは対象外となるので、2021年6月から産休に入った計盛光は”一時的な削除”である可能性が高いでしょう。
計盛光(かずもりひかる)とは?
公式画像 | |
名前 | 計盛光(かずもりひかる) |
登録番号 | 5021(122期) |
生年月日 | 1994年5月17日 |
身長/体重 | 158㎝/47㎏ |
出身/所属 | 大阪府/大阪支部 |
デビュー日 | 2018年5月28日 |
計盛光は大阪府堺市出身、大阪支部に所属するボートレーサー。
シンクロナイズドスイミングから転身し、2018年5月に住之江でデビュー。約1年後の2019年7月に初勝利を挙げ、2020年5月には同期の倉田茂将と結婚。その後、2022年6月に双子を出産し、現在は産休で長期欠場中。
元シンクロ日本代表選手
計盛光はシンクロナイズドスイミング(現アーティスティックスイミング)の元日本代表選手。
小学校低学年の時、テレビで見たシンクロに興味を持ち開始。小学・中学ではJOCのジュニア大会などで優勝するなど、優れた実績を残して名門”四天王寺高校”にスポーツ推薦で進学。
高校進学後も活躍を続け、2012年にはマーメイドジャパン(シンクロ日本代表)に選出されました。
- 2006年:関西選手権(ジュニアの部)優勝
- 2006年:ジュニアオリンピック大会(10~12歳の部)優勝
- 2009年:アジアエージグループ選手権優勝
- 2009年:ジュニアオリンピック大会(13~15歳の部門)優勝
- 2012年:日本シンクロチャレンジカップ優勝
- 2012年:世界ジュニア選手権4位
- 2012年:マーメイドジャパン選出
- 2013年:第89回日本選手権準優勝
そして、大学4年生でシンクロを引退し、2017年にボートレーサーへ転向しています。
競艇選手に転向したきっかけ
シンクロ時代は輝かしい成績を収めていますが、レギュラーになる選手の多くは165㎝以上。一方、計盛光の身長は157㎝しかなく、このコンプレックスを活かすためボートレーサーを目指したと話しています。
養成所の試験は”特別試験枠”で突破。122期生として入所し、1年間の厳しい訓練に耐え抜き卒業を果たしました。
同期(122期)の注目選手
同期一番乗りでG1覇者となった中村日向をはじめ、デビュー2年で初優勝した畑田汰一。
その他、兄弟揃って人気・実力のあるイケメン安河内健や、今後間違いなく活躍が期待される美人レーサー平川香織など、122期は将来有望な若手が勢揃いです!
師匠は「田中和也・原田佑実」夫婦
計盛光の師匠は、大阪支部に所属する97期レーサー「田中和也・原田佑実」。2人はデビュー翌年の2006年に結婚した、ボート界ではお馴染みのおしどり夫婦です。
田中夫妻に弟子入りした経緯等は分かりません。
同期「倉田茂将」と結婚
2020年5月17日、同期で愛知支部の「倉田茂将」と結婚したことをツイッターで報告しました。
現在は既にアカウント自体削除されていますが、当時のツイート内容は以下の通り。
私事で大変恐縮ですが、2020年5月17日に愛知支部の倉田茂将さんと入籍させていただきました。
昨年お休みをいただいていた時から、今こうしてボートに乗れているのは、業界関係者、師匠、ファンの方はもちろんですが茂将さんの支えが無くては出来なかったと感じています。
また、倉田茂将と結婚を決意した理由については…
腕に腫瘍ができて、ボートレーサーを継続できるか不安だった時に「やめても支えるから結婚しよう」って言ってくれて。そんなに思ってくれてるんだってうれしかった。
余談ですが、2人が結婚した日は夫・倉田の誕生日。2年くらいの交際を経て、婚姻届の提出は5月17日と決めていたそうです。
2022年6月に双子を出産
倉田茂将との結婚から約1年後、2021年6月の住之江を最後に産休入り。そして、2022年6月に双子の赤ちゃんを無事出産しています。
残念ながらお子さんの写真は公開されていません。
倉田茂将・計盛光の年収
年 | 倉田茂将 | 計盛光 |
---|---|---|
2018年 | 2,330,000円 | 2,790,000円 |
2019年 | 6,080,000円 | 6,040,000円 |
2020年 | 9,230,000円 | 7,310,000円 |
2021年 | 7,060,000円 | 3,300,000円 |
2022年 | 13,530,000円 | 産休中 |
2023年 | 14,930,000円 | 産休中 |
2024年 | 5,280,000円 | 産休中 |
倉田夫婦がデビュー以降に稼いだ年収(獲得賞金)です。
結婚した2020年当時の世帯年収は約1600万円。ボートレーサーとしては平均を下回っていますが、一般的な世帯と比較すればかなりゆとりのある生活をできているはず。
それに、妻が産休に入った頃から、夫の収入は爆上がり!大黒柱になって気持ちの変化があったのかもしれませんね。
計盛光はSNSやってるの?
2018年にツイッター(@Hikaru_5021)を開設し、翌年にインスタ(@hikarukazumori)を開設しましたが、でいずれのアカウントも削除済み。
また、夫「倉田茂将」は現在インスタのみ運用中。しかし、結婚報告を行った2020年5月17日を最後に更新が止まっています。
引退でないことを願うばかり
初勝利の水神祭では日本トップクラスの”シンクロ”が話題になった計盛光。
目だった実績は残せていませんが、身体能力の高さは申し分なし。
子育てが落ち着いたら再びレースに参戦してもらい、旦那と共に活躍する未来を熱望します!
再登録や追加斡旋などの情報があったらまた報告させていただきます。