2024年3月22日、福岡県柳川市のボートレーサー養成所にて修了記念競走が行われ、2号艇「小林甘寧」が2コース差しで勝利し、134期の養成所チャンプに輝きました。
2023年12月～2024年2月にかけてリーグ戦が7回実施され、勝率上位者（事故率0.70以下）のみが立てる最終決戦。そのチャンプ決定戦に出場したのは以下の6名。
優勝戦出場者
- 1号艇：萩原丈太朗
- 2号艇：小林甘寧
- 3号艇：谷口丞
- 4号艇：佐藤世那
- 5号艇：石井伸長
- 6号艇：斉藤廉
1号艇「萩原丈太朗」は、G1覇者”萩原秀人”の息子。そして、6号艇「斉藤廉」もG1タイトルを3度制した”齊藤仁”の息子。
サラブレッドが名を連ねた最終戦は、訓練生とは思えないまずまずのスリット隊形。内優勢となった展開の中、小林甘寧が冷静な差しを決めて優勝。
レース後には「嬉しいです。3にハメられないように1Ｍしっかり回れました」と笑顔で答えています。
134期の入所者＆卒業生
2023年4月5日に入所した「134期選手養成員」は、男子38名・女子14名の計52名。その内、2024年3月22日に卒業できたのは男子16名・女子9名の計25名です。
| 名前 | 姻戚関係・経歴 |
|---|---|
| 陽本武蔵 | 陽本麻優(プロバスケ：姉) 鈴木翔太(元プロ野球：従兄弟) 東間勇気(元プロサッカー：叔父) |
| 香月大輝 | 香月大介(ボートレーサー：父) |
| 坂本剛太 | |
| 石井伸長 | |
| 山片啓矢 | |
| 野口芹那 | |
| 大谷翔 | |
| 鴨川美咲 | |
| 水上耀輔 | |
| 樋江井舞 | 樋江井愼祐(ボートレーサー：父) |
| 加藤凱也 | |
| 山道諄也 | |
| 原村百那 | |
| 宮﨑心之介 | |
| 小林礼央 | |
| 中本将利 | |
| 谷口丞 | 吉川昭男(ボートレーサー：叔父) 吉川喜継(ボートレーサー：叔父) 吉川晴人(ボートレーサー：従兄弟) |
| 今坂聡佑 | 今坂勝広(元ボートレーサー：父) 今坂晃広(ボートレーサー：叔父) |
| 津田泰雅 | |
| 牧村俊輝 | |
| 松尾綾花 | 近畿ブロック大会 少年少女ボート競技シングルスカル2位 |
| 中村紋夕梨 | |
| 大江銀 | |
| 潮大成 | |
| 大森敬太 | 大森千恵(元ボートレーサー：祖母) 勝元忠彦(元ボートレーサー：曾祖父) 勝元博文(元ボートレーサー：大叔父) 勝元忠司(元ボートレーサー：大叔父) 大森健二(元ボートレーサー：従伯祖父) |
| 井澤聖奈 | |
| 小林甘寧 | |
| 渡河凜果 | |
| 宮﨑奏磨 | |
| 網代良芽 | |
| 宮本明 | |
| 有野晃生 | |
| 宮坂圭太郎 | |
| 山口唯我 | |
| 豊田清春 | |
| 齊藤廉 | 齊藤仁(ボートレーサー：父) |
| 山内悠有 | |
| 西岡蒼志 | 西岡顕心(ボートレーサー：兄) D.I.D全日本モトクロス選手権 IBクラスチャンピオン |
| 草川壮良 | |
| 蕪㞍涼 | |
| 坂野虎徹 | |
| 渡邊雄斗 | |
| 萩原丈太朗 | 萩原秀人(ボートレーサー：父) |
| 北村果椰 | |
| 長谷川暖 | 中国高校サッカー選手権 優勝 |
| 田中瀬里奈 | |
| 増本杏珠 | |
| 佐藤世那 | 佐藤右京(ボートレーサー：兄) 田村亮(元モトクロス選手：兄) |
| 遠藤真 | |
| 髙木茉白 | |
| 植竹玲奈 | |
| 中嶋世奈 |
ボートレーサー養成所の入所倍率は20～30倍と難関なうえ、合格できてもレーサーになれるのは半数程度。よって、1年に2回デビューしてくる選手たちは、全国から選りすぐられた精鋭なのです。
まぁ、一部のファンからは「身内に選手ばっか」と揶揄されることもありますけど…
いずれにしても、1年間の厳しい訓練を耐え抜いた134期の若きルーキーたち。未来のSGレーサーが現れることを期待し、温かい目で見守っていきましょう！