前田紗希の最新情報(現在)については以下の記事をご覧ください。
2023年7月18日、住之江で開催された一般戦(モーターボートレディスカップ)において、3号艇「前田紗希」に後続艇が激突。この事故で前田は負傷し、2走目を走らずに欠場。
事故当日に怪我などの公表はなし。ただ、翌日の21時頃、妹(前田華奈)のツイッターにて以下の現状報告がなされました。
昨日7/18のBR住之江での事故では、ファンの皆様、関係者の皆様にご迷惑をおかけしましたこと、深くお詫び申しあげます。誠に申し訳ございません。
紗希ちゃんは応急処置→これから手術。というような状態です。今は命があったことに心から感謝しています。
紗希ちゃんに連絡を入れてくださっている方もいらっしゃるかもしれませんが… 現在 ICU から出られない状態のため、返信や発信は難しい状態です。しばらくお待ちください。
術後は家族も面会ができないため、詳しいことは紗希ちゃんが落ち着いてから改めてのご報告となりそうです。ご心配をおかけしてすみません。
レース映像を見る限り、命の危険さえ感じた事故。首から上あたりに衝突しており、身体への影響を心配していたファンも多かったはずです。
応急処置を経てこれから手術を行うとのことですが、何より”命に別状なし”という事実が知れ本当に良かった。
競艇界では2020年に入ってから既に3人が死亡。4人目は絶対に出てほしくない
前田紗希の事故について
事故が起きたのは、7月18日の住之江第4レース。
3号艇前田紗希はスタートで凹み、ダッシュ勢に飲み込まれる展開。その焦りもあったのか、ターンマークに接触して大きく失速してしまいます。
そこへ最内を差してきた6号艇高石梨菜が激突。
ご覧の通り、艇先が前田の頭部あたりに突き刺さっているのが分かります。
また、2周目の映像ではまだ救助艇に乗っておらず、前田はボートに乗ったまま水面を浮遊。ひょっとしたら、衝突によって意識を失っていたのかもしれません。
レース映像を視聴したい方は以下のリンクよりお進みください。
父親「前田光昭」も事故で重傷(2020年)
ご存じの通り、前田紗希の父親は「前田光昭」。2002年にG1ダイヤモンドカップを制覇した一流レーサーで、現在も一般戦を中心に活躍中。
そんな前田光昭も、愛娘と同じ住之江の地で”命を脅かす事故”に遭っています。
2020年11月の住之江一般戦。3号艇前田光昭はスタートで出遅れ、ターンマークに接触。失速したところに後続艇が追突し、意識を失ったまま水面で浮遊。
幸い、リハビリを経て4ヵ月で復帰しましたが、事故当時は引退を考えるほど重症だったそうです。
住之江の事故は全く覚えてないし、事故後は日常生活で話を聴いててもすぐに忘れてしまう症状が続いたんですよ。もう走れないと絶望感にも襲われました。でも、リハビリで何とか戻って来ました
引用元:日刊スポーツ
実は前田光昭が起こした事故の状況、娘(紗希)の事故と瓜二つ。
- 住之江競艇場で3号艇
- 1周1マーク
- スタート出遅れ
- ターンマークに接触
- 後続艇に衝突される
神様のいたずらと感じてしまうのは私だけでしょうか?とはいえ、殉職していてもおかしくない事故だったので、2人とも命を落とさなくてなにより。
ちなみに、2023年7月19日現在、前田紗希の出場予定は残ったまま。
近いうちに削除されると思いますが、父親同様、数か月後に復帰してくれることを願ってます。