2023年5月18日に、江戸川開催(第47回サンケイスポーツ杯)の4日目12Rに出場した「郷原章平」。
コンマ26の出遅れたスタートとなりますが、道中の巻き返しで3着に浮上。しかし、2周2マークを旋回後のホームストレッチで上体を起こす素振りを見せて失速し、4号艇藤田俊祐に抜かされ4着に。
どこからどう見ても周回誤認による減速でしょう。
大きく差が開いているならまだしも、接戦状態ではあり得えない行為。わざと負けた?と思われても仕方ない走行です。
レース終了後、江戸川競艇の公式サイトでは「騒擾を惹起する可能性がある航法の為」とし、最も重たいペナルティである即刻帰郷となりました。
今後、褒賞懲戒審議会にかけられ処分が決定します。過去の例からして4ヵ月の出場停止が多いので、郷原章平も同様の処分が下されるでしょう。
参考までに、騒擾惹起(そうじょうじゃっき)とは、暴動および騒動を引き起こしかねない行為。代表的なものに「八百長」などが含まれます。詳しくは以下の記事をご確認ください。
郷原章平には前科あり
通信機器は八百長と直結するものであり、外部との接触を行わせないために持ち込みはできません。
当然、全ての選手は理解していることですが、郷原章平は2008年12月、携帯電話の持ち込みが発覚。褒賞懲戒審議会で「6ヵ月の出場停止処分」が下され、B2級に降格した過去があります。
なぜ携帯電話を持ち込もうとしたのか?
理由は明らかになっていないにせよ、絶対に許されない重大違反を犯した前科者。いずれの違反も不注意だった、で済まされる訳ありません。
今回の一件をはじめ、田頭実・中村亮太・森秋光の八百長疑惑が複数ある競艇界。そんな中でも、疑惑を追及することなく、胴元(モーターボート競走会)は売上優先のヤバい実態。
膿を出しきる気はなさそうなので、我々ユーザーは”八百長ありきの予想”をするしかないのかもしれません。