2023年5月11日、児島G1「キングカップ」3日目7Rに出場した石野貴之。
5コース(5号艇)からコンマ09の好スタートを決めますが、1マーク手前でバランを崩し激しく転覆。さらに、水面に投げ出されたボートの上を6号艇岩瀬裕亮が通過。
かなり危険なシーン。仮に岩瀬のボートが石野に激突していた場合、大怪我を負うのは避けられなかったでしょう。
ただ、レース後に「打撲」との情報が発信され、重大事故にはならなかったことが判明。また、翌日には怪我の状態について、石野本人のツイッターアカウントより報告がありました。
昨日の転覆、欠場ご迷惑をお掛けしました!
— 石野貴之 (@kaimona0603) May 12, 2023
打撲との情報が出てましたが、明らかに痛みが違いすぎて病院に行ったら脱臼でした。
打撲位なら走れる!(程度にもよりますが!
暫く安静にしておきます!
昨日の転覆、欠場ご迷惑をお掛けしました!打撲との情報が出てましたが、明らかに痛みが違いすぎて病院に行ったら脱臼でした。
命の危険すら感じた転覆事故だったので、選手生命に影響する怪我じゃなくて良かった・・
ちなみに脱臼とは、関節を形成している骨が完全に離れる症状。適切なを処置を行えば2~3週間程度で完治するとのこと。
一般的には脱臼後2~3週間は固定します。最低2カ月といわれていますが、再脱臼を防ぐためには、痛みや膝の可動域制限がなくなることはもちろん、本格的な復帰は筋力が回復するまで我慢が必要です。
引用元:大垣中央病院
となると、5月末に出場予定の「SGオールスター」はどうなるのか?
石野貴之はオールスター常連の選手。今年のファン投票も11,172票を獲得し、全体11位の人気で選出されています(11年連続14回目)。
ファンとしては出場して欲しい気持ちもあるでしょう。しかし、完治していない状態で無理をすれば、再脱臼する可能性があるようです。石野はどういった決断を下すのか?
オールスターが開幕するまで残り10日。新情報が出たら改めて報告します。