2023年1月20日から開催される若松G1「全日本覇者決定戦」。峰竜太のG1復帰戦ということもあって、いつも以上の盛り上がりを見せています。
そんな中、1月19日に行われたモーター抽選。はたしてエースモーターを引き当てた選手はどの選手か?また、注目すべきモーターは何号機なのか?
地元記者の評価&優勝予想と合わせて紹介していきます。
若松G1の注目モーター
一点だけ注意してほしいのは、モーター使用開始日が「2022年11月14日」と期間が短いこと。
強い選手が乗ったモーターは必然的に成績も良くなるため、表面上の勝率(2連対率など)のみで評価するのは時期尚早。記者評価および選手コメントの確認が必要となります。
地元記者が推す厳選モーター
番号 | 選手名 | 評価 |
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3号機 | 佐々木康幸 | 松月線でB級の柴田朋哉が節一足で準優勝 |
38号機 | 馬場貴也 | 4節でB級だけが4人乗って2連対率40%超えのパワー機 |
40号機 | 和田兼輔 | 常に出足はトップ級に仕上がる2連対率トップ機 |
12号機 | 篠崎仁志 | 重量級が乗っても上位足に仕上がるパワー機 |
31号機 | 田中信一郎 | 直前節で笠原亮が驚異的なレース足を披露 |
62号機 | 石丸海渡 | 乗り手を問わず上位パワーになる好素性機 |
50号機 | 新田泰章 | 特に行き足・レース足が光るパワー機 |
45号機 | 松山将吾 | 菅章哉が伸びだけでなく出足も仕上げたバランス機 |
前検日の選手コメント
上記に紹介した注目モーターを引き当てた選手たちのコメント。
番号 | 選手名 | 評価 |
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3号機 | 佐々木康幸 | 伸び型の感じ。体感が重いし、スタートが難しかった。 |
38号機 | 馬場貴也 | 少し伸びる雰囲気はあった。回転を合わせてどうかですね。 |
40号機 | 和田兼輔 | 出足、行き足が良さそうな感じだった。普通は十分ある感じ。 |
12号機 | 篠崎仁志 | 悪くはなかった。フライング休み明けなので、ペラは今の形をベースにやっていく。 |
31号機 | 田中信一郎 | 出ていくことはなかったが、乗りやすさがあった。 |
62号機 | 石丸海渡 | 良かった。伸びは分からないが、前検にしては余裕があった。 |
50号機 | 新田泰章 | このまま行ってもいいけど、直線系をもう少し合わせたい。 |
45号機 | 松山将吾 | ペラをたたき切れないまま行ったけど、普通はありました。 |
その他の選出コメントを確認したい方は、ボートレース若松の特設ページをご覧ください。
鬼に金棒?馬場貴也が好機ゲット
昨年、無類の強さを発揮した馬場貴也が、松井繁も絶賛する38号機を引き当てました。
初制覇および賞金王は逃したものの、年間勝率は7.81、優出18回、優勝7回の実績を残し、賞金ランキング1位でグランプリ選出。2022年度の「最優秀選手(MVP)」に選ばれています。
G1復帰の峰竜太は中堅機
久しぶりのG1出場となる峰竜太。今大会において最も注目されている選手といっても良いでしょう。
峰が乗るモーターは14号機。お世辞にも良いモーターとは言えませんが、優れた整備力でこれから調整していくはず。本人もこのように語っており、それなりの手応えはあるようです。
ペラも自分の形に近かったし、トルク感があった。モーターはこれでいい。久しぶりのG1戦でワクワクするし、早く強い相手と走りたい
G1若松周年の優勝予想
優勝候補の筆頭は「馬場貴也」。エース機とも言われるモーターを手にし、2日目のドリーム戦にも出場。前年の好走を発揮できれば、高い確率で優勝に絡む活躍を魅せてくれそう。
そしてもう一人の優勝候補は、個人的な願望も込めて峰竜太に期待。6月末からの参戦ながら7勝を挙げ、万全の状態で乗り込んで来ていると思われます。
まずは2人が出場する2日目ドリーム戦には要注目!