2022年12月26日から「第11回クイーンズクライマックス」および「G3クイーンズクライマックスシリーズ」が、ボートレース住之江で開催されます。
クイーンズクライマックスとは、女子賞金ランキングベスト12位までの選手が出場できるプレミアムG1。優勝賞金1,500万円と500万円相当のティアラを懸けて争う頂上決戦です。
さて、そのクイーンズクライマックスが開催される住之江には「神ボート」が存在します。乗ったレーサーが口を揃えて「神」と称えるのボートです。
- ボート番号:33
- 勝率:6.33(1位)
- 1着率:29.3%(1位)
- 2連対率:51.8%(1位)
- 3連対率:68.4%(1位)
複数の項目でランキング1位に君臨。
A級選手が連続して乗るなど、乗り手の力量による影響もあります。ただ、それでもこの数値は突出しすぎと思いませんか?
夏には松田竜馬、坂口周、湯川浩司と3連続優勝を達成。地元の調整を知り尽くした湯川でさえも、ボートの凄さを絶賛するほどです。
ボートレースにおいてモーター成績ばかり注目されますが、これだけ勝率が偏るとボートにも良し悪しがある可能性は高そう。これを機に、ボートの実績、2連対率に着目することをおすすめします。
ちなみに、良いボートと悪いボートを比較すると「直線でボート一つ分の差になる」と言われることも。
直線でボート一つ分と言えば、展示タイムでコンマ15くらいの差が生じる計算。これだけ違えばレースの勝敗に大きく影響するのは間違いなし。
クイーンズクライマックスで「神ボート」を手にするのはどの女子選手なのか?
神ボート以外にも注目したいボートあるので紹介しておきますね。
番号 | 勝率 | 1着率 | 2連隊率 |
---|---|---|---|
67番 | 5.99 | 25.5% | 44.6% |
80番 | 5.11 | 15.9% | 31.2% |
56番 | 5.37 | 18.1% | 34.9% |
石野貴之がG1周年記念で優勝した「67番ボート」。直前の住之江一般戦において、谷野錬志が優勝して上昇気配を感じます。2連対率も上位で好成績を残しています。
クイーンズクライマックスシリーズでは「80番ボート」が気になる存在。展示タイム平均順位は2.5位と、神ボートに次ぐ快速ボートかもしれません。
また、濱野谷憲吾が「G1第50回高松宮記念特別競走」で優出4着、藤田浩人が直前の「大阪府都市競艇企業団設立70周年記念住之江大賞典」で優出5着した「56番ボート」も要注目です。
モーターについては以下の記事が参考になります。ぜひ合わせてご覧ください。