ボートレースの次世代を担う若手有望レーサーを強化・育成する「2023スター候補レーサー」58名が選出されました。
今回選ばれたのは、トップルーキー10名、フレッシュルーキー48名の計58名。
トップルーキーは「登録6年以内かつA1級」の基準により選ばれ、操縦・整備の特別訓練が受けられるほか、G1・G2といったグレードレースへの積極的なあっせん措置がなされます。
歴戦の猛者がしのぎを削る舞台で得られる実戦経験は成長スピードを早め、さらなるスキルアップが期待できます。
今回選出された10名のトップルーキーはこちら!
歴代トップルーキーを振り返るとビッグレーサーの名前がズラリ。
上條暢嵩、丸野一樹、椎名豊、羽野直也らは、2022年の大村SGグランプリに出場するなど目を見張る活躍を見せています。
他にも村松修二、山崎郡、上田龍星、仲谷颯仁らの若手実力派に加え、中村桃佳、大山千広といった女子レーサーもトップルーキーを経験しています。
そして、破竹の勢いで勝っている新開航は21年のトップルーキー。近い将来、グレードレースを勝っても驚くことはないでしょう。
トップルーキーは一流選手の登竜門でもあるのです。
フレッシュルーキーは「登録5年以内」の選手が対象。全24競艇場から各2名ずつ、計48名が選出されました。
実技訓練を受けることができるほか、地元レース場中心のあっせん措置が優遇されます。各競艇場が地元のスター選手を生み出したい思いでヤングレーサーの成長を促します。
既に頭角を現し始めている選手ばかりで、期待されるのもよく分かるメンバーです。
また、女子レースの人気が上昇していることもあって、12名の女子レーサーが選出されています。中でも127機養成所チャンプ「清水愛海」は注目のひとり。
思い切りのいいレース、キラリと光るターンセンスは特筆レベルです。
デビューから3年目、早くも勝率を5点半ばにまで伸ばしてきており、今年は2度の優出も果たしています。順調に成長する中、フレッシュルーキーに選出されたことでより一層のレベルアップへと繋がることでしょう。
近い将来のSGウィナー、未来のレディースチャンピオン。大きな期待が持てるヤングレーサーの走りから目が離せません!