2024年10月2日に開催された尼崎男女W優勝戦。最終日第12レース、断トツ人気となったのはポールポジションに座った「寺田千恵」。内3艇の決着だと6.0倍を示すオッズでしたが…
3号艇川野芽唯のまくり差し、さらに2マークで5号艇土屋千明からも抜かれ3着に。その結果、約2万舟券の大波乱決着となりました。
まぁ、優勝戦で波乱となるのはよく見かける光景。そんなことはどうでもよく、驚くべきは優勝戦で敗退した寺田千恵の戦績。
まずは以下をご覧ください。
- 8月24日:浜名湖G3(優出4号艇3着)
- 9月11日:大村G3(優出1号艇2着)
- 9月23日:芦屋一般(優出1号艇2着)
- 10月2日:尼崎一般(優出1号艇3着)
開催日を見れば分かる通り、直近4節の優勝戦結果。
8月の浜名湖だけは4号艇ですが、それ以外の節は全て優勝に最も近い1号艇。
競艇は展開によって勝敗が左右されるので、いくら実力があっても負けてしまうことはあるでしょう。
しかし、今回のイン逃げ失敗は3度目。しかも、イン戦で負けたレースは全て”オール女子戦”であるうえ、SG・G1で活躍する寺田千恵。これほど衝撃的な結末は見たことがありません。
ちなみに、寺田千恵が1コースに座った2024年の成績がこちら。
寺田千恵の1コース成績(2024年)
- 出走数:53回
- 1着数:37回
- イン勝率:69.8%
- 2連対率:83.0%
- 3連対率:88.6%
イン勝率約70%はトップレーサーに分類される数値。その成績を残しておきながら、予選上位通過で優出1号艇を獲得して3節連続で敗れてしまう…
優勝戦に魔物が住み着いているか、もしくは相当なプレッシャーから本来の走りをできていないか。
いずれにせよ、てらっちが優出1号艇で負ける姿は見たくないので、次節以降に同じシチュエーションがあればいつも以上に念を送ることにします。
3節連続でイン戦失敗の記録。競艇史上初でない可能性は十二分にありえるので…