2月28日、3月に入っていた「尼崎G1センプルカップ」の斡旋を削除。これにより、今垣光太郎の出場予定は1レースもない状態となった。
2024年2月10日、尼崎のG1近畿地区選手権競走において、2日目ドリームに出場した「今垣光太郎」がコンマ01のフライング。1月の下関G1でもFを切っているため、今期2本目の勇み足となりました。
ピット離れに失敗して6コース進入かと思われた中、強引に3コースへ前づけした挙句、フライングでレースをめちゃくちゃに。
厚く勝負していた身からすると言いたいことは沢山ありますが、それより気になるのが今後の去就。
3月4日開幕のG1尼崎周年を最後に、10日から90日間のF休みに突入。中間発表でファン投票16位だった5月のSGオールスターは選出除外。
さらに、本日(10日)までの出走回数は55回。A1級は”90走”が条件となるので、4月30日までのノルマクリアは不可能。したがって、来季の級別はA2級降格が濃厚です。
1997年以降、今垣がA2級以下に落ちるのは2度目。F2で出走回数不足となり、B2級(2013年前期)に降格する屈辱を味わっています。
それから10年以上が経った今、今垣光太郎は54歳を迎えた大ベテラン。
当然ながら全盛期のような強さはなく、時間の経過と共に衰えていくのは自然の原理。また、2022年11月の優勝インタビューではこんな発言を残しています。
この発言の意図は本人にしか分かりません。
ただ、少なからず”引退”について考えているのは確かなこと。そして、そのきっかけが仮に”A1級維持”だったとしたら、今回の一件で引退を決断する可能性は十分考えられます。
はたして、A2級に降格しても尚、一般戦から這い上がってくるのか?それとも、最上位級別のまま艇界を去ってしまうのか?
新たな動きがあったら改めて報告させていただきます。
今垣光太郎の凄さや、アイドルの娘さんについては以下の記事をご覧ください。