約2ヵ月の療養を経て、2024年3月11日に開幕した芦屋一般戦で復帰を果たした。
2024年1月11日、ボートレース津で開催された一般競争において、福岡支部期待のルーキー「山田丈」がレース中の事故により大怪我を負いました。
容態が心配されていた中、翌日の1月12日夕方頃、弟がX(旧ツイッター)を投稿。術後の痛々しい写真と共に、事故の様子や怪我の程度など、現在の容態について記しています。
山田丈の弟です。心配されている方もいるので投稿します。
昨日ボートレース津で後続艇のペラに巻き込まれて、救急車で運ばれ5時間の手術を終えました。病名は左手多発骨折と左手腱神経血管断裂でした。治療の為、三重県の病院で1ヶ月ほど入院し、復帰の見込みはまだ分かりません。
そして、弟の投稿から1日が経った13日の夜、山田丈本人もXを投稿。
1月11日ボートレース津4Rの事故で左手3本骨折して、左手多発骨折、左手腱神経血管断裂と診断されました。
後続の2艇から乗り上げられる危険な事故。復帰まで時間は掛かってしまいそうですが、あれだけの事故で命に別状がなかったのは”不幸中の幸い”と言えるかもしれません。
山田丈の事故レース
事故が起こったのは、2024年1月11日の津4R。
レースは中田友也がイン逃げを成功させ、山田丈(4号艇)は3着争い。ただ、ポジションが若干不利だったため、内から先マイを仕掛けて着上げを試みますが…
急減速したことで、2着目だった古田祐貴、2番差しを狙った齊藤大将が追突する事態に。齊藤は難を逃れそのままレースへ戻り、古田はエンスト失格。
2周1マークを捉えた映像では、救助艇のスタッフに無理やり引き上げられている様子。全く動かないままぐったりしているので、自力で体を動かせない状態だったのでしょう。
レース終了後、救急車で近くの病院に緊急搬送され、左手3本骨折・左手多発骨折・左手腱神経血管断裂により5時間もの手術を行ったようです。事故の症状から後続艇のプロペラに巻き込まれたのは左手かと。
Xの報告によると、三重県の病院に1ヵ月ほど入院予定。また、復帰の見込みは分からないと伝えています。
レース復帰が見えないのはとても辛いでしょうが、それも全て命あってこそ。
ここ最近だと2020年に1人、2022年に2人も殉職者が出ているので、病院からXを投稿できる状態だったことが本当に良かった。
完治するまで大変なリハビリが待っているはず。ただ、山田選手は現在25歳という若さですし、ボートレーサーとしての素質も十分!
焦らず療養してもらい、再びレースで見れることを心から願ってます。