2023年6月27日に開幕した「びわこG2秩父宮妃記念杯」。
予選最終日となった4日目において、岡山支部の「藤原啓史朗」が6戦6勝のオール1着。残すは準優と優勝戦のみとなり、どちらも1着だった場合は”完全優勝”となります。
競艇史上、G2競争の完全優勝は一度だけ。それほど凄まじい記録であり、達成すれば歴史に名を刻まれるのは間違いないでしょう。
ちなみに、1997～現在までで完全Vを達成したのは275名。その内、G2以上に限定するとたったの9名しかいません。
G2で完全優勝したのは、2009年大村「競艇祭～競艇マクール賞～」を制した服部幸男
G2以上で完全優勝した人数（1997年以降）
- SG：1名
- G1：7名
- G2：1名
そんな中、G2は年間8回程度しか開催されないので、35回程度開催されるG1より達成するのは難しいと言われています。
その快挙が目前に迫っているのです。
今節の藤原ならやってくれそう。地元記者のモーター評価ではエース機に挙げられていましたし、乗っている本人の評価も上々。
藤原啓史朗足がいいからレースでは余裕を持って展開を突けます。バランスが取れて全体的に悪くないです。特に不満なところはないです。
伸びに関しては節一といっても良いので、スタートさえ踏み込むことができれば負けることはないはず。
とはいえ、2023年4月からSG・G1・G2のフライング罰則が強化されたばかり。そのプレッシャーを跳ねのけることができるのか？
まずは7月1日の準優を1着通過に期待。そして、史上2人目のG2完全優勝およびデビュー初の重賞制覇。全力で応援したいと思います。