2023年6月6日の桐生一般競争において、1マーク手間で接触事故が発生し、3号艇「石塚久也」の頭部に艇底が接触。
直後から意識を失ったような挙動を見せ、そのまま救助艇に運ばれていきました。
接触したあたりから全く動かなくなった石塚久也。ボートにうずくまったままゆっくりと進んでいき、数十メートル先で停止。ただ、自らの力で救助艇に乗り移れていない様子が伺えます。
レースをスローで再生すると、6号艇石倉洋行の艇底が頭部に接触しています。
映像では軽い接触に見えましたが、石塚久也はこの事故で欠場扱いに。見た目以上の強い衝撃を受けていたのかもしれません。
途中帰郷するぐらいなので、少なくとも無傷ではないはず。
次節の斡旋は6月27日に開幕する平和島一般戦。それまでに万全の状態で出場できることを願うばかりです。
最新情報(6月9日)
「石塚選手の容態」を問い合わせてくれた方がいたので、いただいた内容をそのまま引用しておきます。
石塚久也選手につきまして、意識はございました。その後歩いて帰られましたので、大事には至っていないかと思われます。
情報を教えてくれた「@ryomogo」さん、本当にありがとうございます。
余談ですが、同レースは1周2マークでも転覆事故が発生しています。
6号艇石倉洋行の艇が浮き、5号艇橋本英一に衝突しているのが分かります。後続艇はギリギリかわしましたが、一歩間違えれば大怪我に繋がってもおかしくない事故。
2022年11月、競艇界では中田達也選手が殉職したばかり。選手および施行者はもう忘れてしまったのか?