2023年2月21日、蒲郡で開催されたG2レディースオールスターの第2レース。
スロー3艇がB級選手、ダッシュ3艇がA級選手の番組において、級別通りの結果となる「4-6-5」で決着。安いのは分かっていたものの、結果はなんと「1,020円(2番人気)」という低配当。
参考までに、同番組はこんな感じ。
仮にも、今大会はSG・G1に次ぐ格式の高いレースであり、優勝すれば450万円の賞金を獲得できます。その重賞レースでここまでレベルの低い戦いが行われるとは…。
ツッコミどころ満載だったのが、フライング3本とか持ってる?と思ってしまうようなスタートタイミング。
内側3艇に至っては全員がコンマ40以上。一般戦ではたまに見かける光景ですが、この舞台は格式高いG2競走。1マークの時点で既に勝敗は決していました。
もちろん、走っている選手に非はありません。全ての責任は、この大会を2017年に新設したボートレース協会側にあり、選出基準のハードルをもう少し高くすべきだったと感じております。
レディースオールスターの出場資格&選出方法
- A1級・A2級・B1級(優先出場者は除く)
- 優先出場者は、直前に開催されたクイーンズクライマックスの優勝戦出場者
- ファン投票の得票数が多い選手
- 定める期間の出場回数が100回以上
- 定める期間の事故率が0.39以下
ご覧の通り、出場資格はかなりゆるめです。そもそもA1級が主体となるはずのG2競走でに、B1級を含めていることが間違いでしょう。
一昔前と比較して「美人レーサー」が急増し、競艇の売上に貢献しているのは理解できます。
だからといって、程度の低いレースになると分かっているうえで、高額賞金のG2に設定するのはいただけません。
こんなことを言うと、女子レーサーを応援している方々に怒られそうですが…。個人的な愚痴なので許してください。