2022年12月24日のクリスマス開催となった、下関G3長府製作所杯5R。
この日、2回出走するA1級「下出卓矢」のイン戦。2~6号艇はA2級以下の選手が並び、スタートで凹まなければイン逃げが堅そうな一戦。
そう思ってスタート展示を確認していると…
「山崎裕司」が6コースからインコースに強引な前づけを敢行。
大外からインコースを奪取する光景はたまに見かけますが、その行為を行うのはごく僅かなイン屋ぐらい。対して山崎は、基本枠番通りに進入することが多く、こんな前づけはほぼしません。
問題のシーンはここから。インを奪われた下出が驚きの行動に出ます。
進入隊形は山崎がインコースの「612345」となり、普段通り合図と共にスタート展示が開始。しかし、やたら陣形が凸凹していると思ったら、下出が明らかな”煽り走行”に打って出たのです。
前を走っているのは2コースから進入した下出。その真後ろにいるのが山崎。下出が山崎に対して、通過後の水しぶきを意図的にかけているような…。
そして、本番でも同様の進入隊形で行われましたが、下出は4着、山崎は5着という結果に。
2人の間に確執があったのかもしれませんが、ファンからすればあり得ない行為。強引すぎる前づけも賛否ありますし、それに腹を立てて大人げない行為をした側にも問題あり。
当然、このレースに参戦したユーザーからは非難の嵐。
喧嘩はプライベートでやれ。大金賭けてるこっちの身にもなれよ
山崎選手は嫌いじゃないけど、さすがに今回の前づけはアカン。間違いなく下出となんかあっただろ?
八百長を疑ったの俺だけ?実際万舟になったし、下出と山崎がグルになってると疑われてもおかしくない
3番目のコメントにある通り、2人の着外を知っていたら大儲けできてしまうレース。
2020年に「西川昌希の八百長事件」が起きたばかりの競艇界において、少しでの疑われる行為はご法度のはず。
もちろん、意図的に行ってはいないでしょう。でも、下出は2走目の準優戦で2着に入り優出しており、5Rの意味不明な走行を見れば多くのファンが疑問に感じるはず。
過ぎてしまったことは仕方ありませんが、二度と同じようなことはしてほしくないですね。
展示の様子、本番のレース映像は以下をご覧ください。