94年生まれは大谷翔平・羽生結弦などスター揃いですが、競輪界も例外にあらず。
25歳で頂点のSSに昇格し、前人未到の大会6連覇など競輪界の歴史に名を残す「清水裕友(しみずひろと)」。現在もタイトル争いを繰り広げている超一流選手です。
そんな清水裕友の経歴から、結婚・彼女・年収・愛車などプライベートまでまとめて解説します。
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清水裕友とは?
清水裕友は山口県防府市出身の競輪選手。山口支部に所属する105期で、防府競輪場をホームバンクに置いています。
公式プロフィールの脚質は「逃」と記載されていますが、最近の決まり手は「捲り」が多め。残り1周の脚力は競輪界でもトップクラスといって良いでしょう。
清水裕友の公式プロフィール
公式画像 | |
選手名 | 清水裕友(シミズヒロト) |
生年月日 | 1994年11月9日 |
出身/所属 | 山口県/山口支部 |
ホームバンク | 防府競輪場 |
登録期(番号) | 105期(015009) |
身長/体重 | 168.8cm/82.0kg |
ニックネーム | – |
今後の出走予定や期別成績を知りたい方は、下記の競輪公式サイトでチェックしてください。
競輪選手のきっかけは自転車教室
清水裕友は幼稚園の年長から柔道をしていましたが、小学4年の時に転機が訪れます。
柔道に対して前向きな姿勢ではなかった中、友人から誘われて参加した自転車教室。それがきっかけとなり、小学5年から自転車競技クラブに入部。
そして、長らくトップに君臨し続ける「佐藤慎太郎」に憧れを抱き、本格的に競輪選手を志すようになります。
中学2年で柔道に区切りを付け、誠英高等学校では自転車競技部へ入部。すると、間もなく才能が開花していくことに。
1年生で美ら海沖縄総体(インターハイ)のケイリンで優勝。さらに、ジュニアトラック世界選手権に出場など、日本代表として世界と戦える選手まで成長します。
その豊富な実績をひっさげ、高校を卒業してすぐ競輪学校へ入校しました。
高校時代、元プロ「大林勝敏」や師匠「國村洋」とトレーニングしていたことも急成長した秘訣でしょう!
競輪学校時代の成績
- 1着:21回
- 2着:13回
- 3着:7回
- 着外:23回
- 順位:4位
- 卒業記念レース:2位
競輪学校は技能試験で合格。厳しい鍛錬に耐え抜き、最終成績4位・卒業記念レース2位と、高校時代の実績を遺憾なく発揮してプロデビューを果たします。
卒業時はとっとと(競輪学校を)出れる!という気持ちだった
競輪学校卒業時は同期と喜びあう姿が良くピックアップされますが、そんな同期達を横目に清水裕友は早く帰りたいと感じていたとのこと。
こうした我が道を行く姿勢こそ”清水裕友らしさ“なのかもしれません。
同期(105期)で活躍している選手
105期はヤンググランプリ(G2)を優勝した渡邉雄太・野口大誠を筆頭に、S級で入着できる選手が多数在籍。
ほとんどが30代ということもあり、ピークを迎える選手も大半。今後数年間でビックタイトルを獲得できるか注目したいメンバーです。
ちなみに、プライベートでも渡邉雄太や石塚輪太郎とは仲良し!
苦楽を共にした仲間であり、絶対に負けられないライバル。お互いにとって良い刺激になっていのでしょう。
師匠は山口支部80期「國村洋」
師匠はグレードレース優勝経験もある「國村洋(くにむらひろし)」。
師弟関係とは思えないほど親密な二人ですが、前項「競輪選手のきっかけ」で紹介した通り、清水裕友が高校時代から10年以上の関係性。
競輪に対しては非常に真面目。立ち振る舞い方が、まるで“昭和の選手”です
日々のトレーニングや競輪に対する姿勢を高く評価しています。また、師弟関係がなかったら”強い清水裕友”は誕生しなかったかも。
弟子は山口支部125期「原田峻治」
清水裕友の弟子は、同じ山口支部に所属する125期「原田峻治(はらだしゅんじ)」。
実は同じ中学校に通っていた同級生。食品メーカーの会社員をしていましたが、清水が走るレースを見て競輪選手への転身を決意したそうです。
中学校時代はそこまで仲がいいとかではなかったけど、成人式で再会して。競輪選手になったのは知っていて、それから連絡を取り合うようになった。
観戦した立川記念を優勝した時、優勝賞金のボードを掲げて、それが自分の年収くらいあって衝撃を受けた。
凄い世界だなと思い、2020年から自転車乗り始めて、3回目の受験で合格した。
29歳でプロ入りしたオールドルーキー。「師匠とビッグレースでタッグを組むこと」という夢が現実になることを期待しましょう!
清水裕友の結婚・年収・愛車など
プライベートを多く語らない「清水裕友のプライベート」について深掘りしていきます。
清水裕友は結婚してる?彼女は?
清水裕友に嫁や彼女がいるという情報はありません。
結婚については全く考えられる状況ではない。生涯独身なんじゃないでしょうか(笑)
競輪一筋の生活をしている影響か、今はまだ結婚を考えていない様子。また、結婚していない理由として考えられるのが愛犬「ソラくん」の存在。
ただ、子供は欲しいと話していましたし、世間一般でいう結婚適齢期。良い女性と巡り合えればいいけど…
清水裕友の年収(年別獲得賞金)
年 | 獲得賞金 | 順位 |
---|---|---|
2018年 | 57,714,000円 | 8位 |
2019年 | 103,274,000円 | 4位 |
2020年 | 81,794,000円 | 6位 |
2021年 | 88,070,000円 | 6位 |
2022年 | 77,298,500円 | 10位 |
2023年 | 98,961,400円 | 7位 |
清水裕友がS級S班へ昇格した2018年以降に稼いだ賞金です。
デビュー5年目の年収は5700万。翌年には大台の”年収1億円超え”を突破し、その後も1億円ちかい賞金を稼ぎ続けています。
ほぼ間違いなく、お金に困ることはないでしょうねw
愛車は「ランボルギーニ」など高級車を複数所有
- ランボルギーニ(ウラカン)
- レクサス(RX)
- ベンツ(G63)
- フェラーリ
- ハーレー
20代で推定1億円以上も車に掛けられる財力。街中で見かけたら二度見するほどイカツイ車ばかりです。
同じ男として羨ましい限りですが、ここまで浪費できるのは独身貴族の特権。仮に結婚してお子さんが生まれた場合、清水らしくない国産車をお披露目してくれるかもw
清水裕友のSNS(インスタ・X)
以前はX(旧Twitter)のアカウント運用をしていましたが、現在運用中のSNSアカウントは存在しません。
そんな中、2021年からネットケイリン(猪突猛進)で月1回程度、連載コラムを更新中。
ビックレースの回顧をはじめ、ファンからの質問コーナーなど一見の価値あり!ココでしか詳細な情報を発信していないので、清水裕友ファンなら必見です。
デビューから現在までの成績
清水裕友のデビューから現在までの成績を紹介します。初勝利・初優勝などの記念レースは以下の通り。
- 2014年7月:デビュー完全優勝
- 2016年9月:S級初完全優勝
- 2018年12月:GP初出場
- 2020年2月:G1優勝(全日本選抜)
- 2022年3月:200勝達成
- 2023年11月:防府G3を6連覇
デビュー戦で完全優勝達成
競輪学校で在校成績4位、卒業記念レース準優勝と輝かしい結果を残した清水裕友。
2014年7月14日、武雄競輪場で開催されたF2レース(A級チャレンジ予選)に出場し、シーズンを通してオール1着で完全優勝。
師匠から「優勝するまで坊主」と言われていた。とにかく早く優勝したかった。
優勝を目指した理由が単純で面白いですが、それでも完全優勝できてしまう実力を持ち合わせていたことが十分わかるエピソード。
デビュー当時は競輪に対して”チャランポランだった”らしく、今の清水裕友からは考えられません。
A級で順当に勝ち星を積み上げ、デビュー3年目の2016年にS級へ昇格を遂げます。
山口県2人目のS級S班に(2018年)
S級昇格後、1年でA級降格も経験しましたが、これをきっかけに競輪と真摯に向き合うことを決意。半年でS級へ再昇級します。
2018年には地元の防府G3優勝などグレードレースでの活躍を続け、獲得賞金上位者として「KEIRINグランプリ」に初出場。
桑原大志に次いで、山口県で2人目のS級S班と成り上がりました。
桑原大志は2017年のSS選手。山口支部の歴史を切り開いた立役者と言えるでしょう。
中国ゴールデンコンビ誕生&G1初制覇
S級S班に昇格した2019年以降、同地区の「松浦悠士」とタッグを組んで大暴れ。いつしか”中国ゴールデンコンビ“と称され競輪界を牽引する存在へ。
そして、松浦と共に多くのタイトルを獲得し、2020年に待望の瞬間が訪れます。
h2020年2月11日、豊橋競輪場で開催されたG1レース「第35回全日本選抜競輪」。
捨て身の先行で松浦悠士が突っ張ると、番手発進した清水裕友が圧巻の逃げ切りで1着。この優勝により、自身3度目の競輪グランプリ出場を決めました。
子供の頃からG1を獲るのが夢だったので嬉しいけど、松浦さんのケガが心配。レースは松浦さんが先行してくれたんで、頑張りをムダにしないようにと行きました。
ゴール直前で松浦悠士が落車。本来なら喜びを爆発させたい瞬間ですが、盟友を気遣って笑顔なき優勝インタビューとなりました。
前人未到の6連覇!SSへの復活劇
自身初のG1制覇後の2022年。年間獲得賞金ランキング10位に終わり、S級S班にあと一歩及ばず。4年振りにS級1班へと降格してしまいますが、これで終わらないのが清水裕友。
2023年11月6日、地元開催のGⅢ防府開設記念において、前人未到の6連覇達成。たった1年でS級S班へ再昇格を果たしたのです。
清水裕友という競輪選手はどこまで上り詰めるのか?
次世代の競輪界を牽引していくのは間違いないでしょう。まずはKEIRINグランプリ制覇&賞金王に輝く未来に期待して、これからも応援したいと思います!
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