競艇マクール元副編集長「三吉功明」のXアカウント(旧ツイッター)において、5月17日早朝、意味深なツイートを投稿。わずか数時間で15万インプを超え、競艇ファンの間で大バズりしています。
その内容というのが、有料で販売する競艇予想について。
該当ツイートは既に確認済みかもしれませんが、見ていない人のためにそのまま引用しておきます。
以下は三吉功明(@kinggegg)より。
私のフォロワーさんに限って、予想販売に手を出している人はいないと思っていますが、基本的に予想を買う意味はありません。例外はあるかもしれませんが。
前提として、舟券で勝つことは可能だとは思っています。方法はあるでしょうし、勝っている人はいると思います。ただ、自分も含めて知り合いで勝っているはいません。
少なくても予想を売るということはその人、あるいはその会社は舟券で勝ってませんよ。それか、舟券で食えないということです。当然ですよね、舟券だけで生活できるなら売る必要がないからです。むしろ、売る方がデメリットです。オッズが下がりますからね。
私も舟券だけで生活できないから仕事をしてるわけです。もっと言えば、舟券を買いたいがために仕事してるまである笑。
具体的に何がダメなのかを提示します。
まず最初に本命予想です。ボートの本命予想なんて、本当に誰でもできます。適当な予想でもこんなに当たる公営競技はないでしょう。それを可能にしているのがイン逃げ率の高さにあります。的中率の高さで騙すのが多くの手口です。
もし、買ってもいい予想があるとしてその理由を挙げると、まず最初に予想の根拠を示していることが最低条件です。簡単に言うと買い目だけの予想はダメです。
次に本命予想なら買い目は多くて4点以内でしょう。それ以上の買い目を上げる予想は長い目でまず利益は出ません。最後に買い目に対してしっかりと資金を振り分けをしていること。これを提示していないものはオッズを考慮していないことが明白です。適当な予想が確定します。
以上を満たしているならば、買ってもいいかもしれません。あくまで買ってもいいかもです。
次に穴予想です。これはあんまりないのかもしれませんが。穴予想自体も実は簡単です。数打ちゃ当たりますから、的中実績はいくらでも作れます。
これも本命予想と一緒で、予想の根拠を示していないものはまず適当です。最低でも根拠が示されてるもので、自分の予想の参考程度になるものなら、儲かることを度外視してなら買ってもいいかもしれません。あくまでこれも舟券を楽しむという程度のものです。
私の新加速タイムは、馬鹿みたく万舟を当てます。自分でも驚くほどに。それでも一応、数値という根拠は示されています。新加速タイムが優れているかどうかは受け取る側の判断でいい。ただ、新加速タイムのような単純な数値の情報ですら、今は無料で手にすることが簡単な時代です。
まとめると根拠が示されていない予想は買う意味がゼロです。
買ってもいいかもしれないというレベル言えば、データ情報など、あくまで「自分の予想」の補助になり得るものでしょう。
舟券で儲かっていない人は、もう趣味の範囲でしかありません。まずは楽しめるかどうかです。儲からない、楽しめないならボートは辞めた方がいい。それが結論です。
競艇のみならず、公営ギャンブル全てに”予想販売”を生業としている人が存在します。三吉さんの投稿したのは、その人たちを全面的に否定する内容。
自分が販売していないからこのような発言をしたのでしょうが、それで食べてる人は相当ウザいはずw
三吉氏の投稿に対する反応
説得力ありすぎてマジでささった。一字一句間違ってないと思う。
儲けてるなら売る理由なんてない。買う人は自分のせいにするよりも他人に乗って他人のせいにしたいんじゃないかなと。
Z否定される
売ってる人は儲かってないですね。仰る通り。
勝てるなら売る理由が無い→これに尽きます。
少しでも不満ごとを言うと即ブロされます。へんな噂を拡散されて予想売れなくなると困りますから。
予想の根拠が面白かったり勉強になる内容であれば勝てる予想で無くても金出してもいいと思う。
上記ツイートについたリプの大半は肯定派。ただ、極少数ではありますが、一部のユーザー(というか予想屋)からはこんな意見も。
読んでみて僕のは買っても良い予想だ。予想家になる為にボート選手やっていたので、そんな人間は後にも先にもいないでしょう。
参考までに、ソネちゃんのリプに対して三吉氏は「ノーコメントにしておきます。ソネちゃんと関わると業界から干されるらしいので」と反応してます(笑)
それと気になったやり取りがもう一つ。
昔に1度だけ平和島で2人でやってる人気の予想屋さんから買った事がありましたが、ハズレてからは買うことはやめました。予想屋さんから買うのはオススメ出来ないんですね。
場の予想屋さんはちょっと違います。毎レース直接見て、根拠を示しています。ネット販売とは数段レベルが違いますよ。
確かに本場の予想屋は凄い人もいます。とはいえ、何度利用しても全く当たらない予想屋はいますし、逆に根拠を示さないネットの予想屋で勝つこともあります。
三吉氏はボートレースの公式案件を受けている立場。その為、仕事に影響する発言は避けたいのでしょうが、どちらか一方を贔屓しちゃダメですって。
それに「場の予想屋は正義・ネット販売は悪」と決めつけるのは偏見ですから。
あれ、マクールも有料予想売ってるよね?
三吉功明氏のツイートに肯定も否定もしません。そのうえで、気になったことがあったので…
上記は三吉氏が元々副編集長をしていた「マクール」ですが、サービス内の”超抜モード予想”を閲覧するには「月額550円」に課金しないと情報を確認できません。
三吉氏が言う予想販売とマクールの予想販売、この2つにどんな違いがあるのだろうか?
また、ツイートで「根拠が示されていない予想は買う意味がゼロ」と言っていますが、根拠の有無だけで判断できるのだろうか?
いずれにしても、マクールで副編集長をしていた人間がする発言ではないような。まぁ、現在はフリーなので関係ないかもしれないけど…