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落合敬一が引退。4期通算でクビは免れるも自ら艇界を去る

落合敬一が引退。4期通算でクビは免れるも自ら艇界を去る

2023年10月11日、通算48勝を誇る「落合敬一」が引退を表明。

ラストランとなったは9月29日開幕の戸田一般戦。節間を通してまずまずの成績を残し、3日目には記者選抜戦に出場。まだまだ現役で活躍できる選手だけに、あまりにも突然すぎる引退発表となりました。

落合といえば、生涯獲得賞金8億円超えのA級レーサー。また、1984年5月のデビューから通算1984勝を挙げ、G1で7度優出実績のある名選手です。

ただ、2015年頃から成績は低迷。A2級、B1級と降格していき、2022年は4期通算によってクビ宣告の危機的状況に。

競艇の4期通算とは?基本的なルールや引退勧告の基準など

そうした肉体の衰えを察してか、戸田を最後に自ら引退することを決めていたと話しています。

落合敬一

昨年は4期通算でクビになりかけたけど、辞めさせられるのではなく、引退は自分で決めたいと思っていた。最近はエンジンが出ていても思い通りのレースができなくて。戸田を走り終わって引退することを決めました

あと16勝で到達する2000勝を達成してほしかったのは山々ですが、自らの意思で艇界を去っていく決断は男らしさを感じます。

ちなみに、落合敬一の同期(54期)で現役を続けているのは以下の選手。

江口晃生(54期)
江口晃生
金子良昭(54期)
金子良昭
島川光男(54期)
島川光男
山来和人(54期)
山来和人

SGレーサーの「江口晃生」を筆頭に、金子良昭・島川光男・山来和人の4名。江口に至っては現在もA1級のトップ層で活躍しており、一般戦を中心に勝ち星を重ねています。

約40年のレーサー人生を共に歩んできた落合の引退。当然、もう少し一緒に戦いたかった思いもあるでしょうが、それ以上に”お疲れ様”といった気持ちの方が強いはず。

そして、同期以外で落合との別れを悲しんでいるのが、今後の競艇界をしょって立つ2人の弟子たち。

木場悠介(119期)
木場悠介
高木圭大(121期)
高木圭大

高木圭大に関しては、友人の息子という深い繋がり。高木がボートレーサーになったきっかけは落合への憧れだったらしく、デビュー後にすぐ弟子入りを志願したそうです。

一番弟子の木場悠介は、2021年に初優勝を果たした期待のルーキー。高木圭大はまだ優勝経験はありませんが、勝率を着々と伸ばしています。

落合敬一が成し得なかったSG・G1制覇。弟子たちが達成してくれることを期待しましょう。

落合敬一さん、約40年の現役生活、本当にお疲れさまでした。再びボート界で見れる日を楽しみにしてます!

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