2022年12月24日、ボートレース浜名湖「マンスリーBOATRACE杯」の優勝戦が行われ、1号艇で出走した「中谷朋子」がイン逃げで優勝しました。
2020年2月17日の住之江以来となる、約2年10カ月振りの復活V。今回で通算24度目の優勝となりますが、優勝後には感極まって涙をぬぐうシーンも。それだけ苦しい日々を送っていたのでしょう。
1号艇で迎えた優勝戦。コンマ16のスタートからイン先マイを決め、危なげないターン先行します。バックストレッチで差を広げると、それ以降は独走状態で1着。
中谷朋子はこれで優勝戦1号艇の連勝記録を「12」に更新。
2014年「第3回クイーンズクライマックスシリーズ」をイン逃げして以来、優勝戦の1号艇では1度も負けていません。ここ一番の勝負強さを裏付けるデータと言えるでしょう。
この連勝をどこまで伸ばすか?記録更新にも期待が高まります。
そして表彰式。冒頭から涙を浮かべ、見ているこっちまでうるっとしてしまう感動的な優勝インタビュー。動画内で語っていたことを一部抜粋しておきます。
- 今の気持ちいかがですか?
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いやー、嬉しいです。自分自身が2年ぐらい不調だったので、ちょっと自信はなかったんですけど…
- 3周どんな思いで走りました?
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途中でこみ上げてきて、一瞬(ハンドルから)手が離れたりして、緊張してしまって…
- ウイニングランでお客さんのお顔は見えました?
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はい見えました!最終日まで沢山のご声援ありがとうございました。おかげさまで優勝できました。これからも頑張ります。
中谷朋子がインタビューで回答した通り、ここ2年は思うように勝てない辛い日々。
2018年はキャリアハイとなる7.51の勝率を残し、年間6度の優勝も達成。しかし、2019年、2020年は年間1度の優勝にとどまり、2021年に至っては1度も優勝することができませんでした。
今回の優勝はその流れ断ち切り、強い中谷朋子を感じさせる復活V!23年は女子レースの最前線で女王争いを演じることを期待しましょう。