斡旋削除から約2ヵ月後の4月に斡旋が入るも、4日目に私傷病のため途中帰郷。2023年4月5日現在、出場予定は5月16日からの住之江のみ。
2023年2月初旬、高塚清一に次ぐ最高齢レーサー「高橋二朗」の出場予定が全て削除。
斡旋がなくなった理由は不明です。ただ、直近の転覆事故および年齢から、このまま引退してしまう可能性は高いと思われます。
先日の事故というのは、1月24日に蒲郡で開催された初日1R。2コースからコンマ04の好スタートを決め、1周目バックストレッチでは2着を狙える位置。
1号艇谷川里江、3号艇山口修路がトップ争いをする中、高橋二朗は2マークを先マイで仕掛けます。しかし、ターン直後に振り込んで転覆し、そこへ後続の3艇が追突してもおかしくない危険な状況。
事故の瞬間、実況アナは「危ない!みんな避けてください」と、高橋二朗の身の安全を第一に考えた発言。
幸い、3艇とも高橋に激突することなく通過しましたが、予定していた初日の2走目は欠場。そして、翌日以降は欠場となり、その後の斡旋も削除されることに。
この事故で怪我をしてしまったのか?いずれにしても、大事に至っていないことを願うばかり。
高橋二朗とは?
公式画像 | |
名前 | 高橋二朗(たかはしじろう) |
登録番号 | 2538(32期) |
生年月日 | 1949年4月26日 |
身長/体重 | 164cm/54㎏ |
出身/支部 | 千葉県/東京支部 |
高橋二朗は千葉県出身、東京支部に所属するボートレーサー。
記事作成時点の年齢は73歳。70歳を超える現役レーサーは高橋二朗の他、2歳年上「高塚清一(75歳)」の2人のみ。
1971年11月に平和島でデビューして以降、これまでに走ったレースは約1万走。正確なデータは残っていませんが、通算優勝回数は少なくとも20回は記録しているようです。
高橋二朗ファンは意外と多い
競艇は全く詳しくないのですが、今年たまたま観に行った桐生で高橋二朗選手のことを知って大ファンになってしまいました。
— イヤハヤハヤイ (@bMVGolJYsdT4YdA) December 31, 2022
73歳で現役スポーツ選手ってすごい!しかも見た目や立ち居振舞いもめちゃ格好いいのです。
今日も今年最後のレースで一着を穫ってて感動しました。来年も活躍できますように…!
来月
— きょーてい初心者 (@boatrace2022) January 13, 2023
21日から開催される
ボートレースびわこ
高塚清一選手
高橋二朗選手
そして
一色雅昭選手まで出場予定!
豪華な顔ぶれ!
びわこなので現地入りは
できませんが
これは休みを取って
場外へ応援に行かないと!#高塚清一#高橋二朗#一色雅昭
本場に応援に行った節終わりは毎回なんでこんなに疲れきってるんだろう
— maa (@maa_4320) January 9, 2023
どうして全身筋肉痛なんだろう
ただレース観て応援してるだけなのに
やっぱり高橋二朗さんはすごいな
SNSを徘徊すると、その辺の若手レーサーよりよっぽどファンは多いと思います。
東京出身の私もその一人で、番組表にいたら注目している選手。年齢的に応援している部分もありますが、それ以上に安定した走りで舟券ではかなりお世話になっていますw
ホーム水面の「平和島」に出場する時は、大きな声援が送られることもしばしば。
最後の優勝は2003年のびわこ
高橋二朗が最後に優勝したのは、2003年2月に4日間の日程で開催されたびわこ一般戦。
3日目まで舟券を1度しか外さない好走を続け、優勝戦の枠番は2コース。最終日の12Rはコンマ26のスタートから、1号艇本橋克洋を差して優勝を飾っています。
73歳と思えない熟練のターン
レース映像を見れば分かりますが、1周1マークの引き波を避けた差し。そして、2マークでは全速旋回すると見せかけて、3号艇高山哲也を先に回して内差し。
どちらも長年の経験があったからこそ捌けたシーンであり、まさかこの選手が73歳とは誰も思わないはずです。
30年程度が平均寿命と言われている中で、50年以上も現役を続けてこれたのは”力に頼らない旋回力”があったからでしょう。
ひとまず復帰の情報を待ちたいと思いますが、いずれにしても最新情報が出たらすぐに報告します。