2023年1月24日の尼崎競艇で、これまで極めて稀な珍事が尼崎競艇で発生。
前日(24日)は水面コンディションの悪化により、準優11R・12Rが中止。ただ、25日の優勝戦は予定通り開催することが決まり、準優10Rの1,2着と、11R・12Rに出場予定だった得点率上位4選手が優出扱いに。
優勝戦の結果は、前日まで得点率1位だった「河野大」がインから1着。約1年ぶり、4度目の優勝を飾っています。
河野大の優勝を祝福したいところですが、この日の尼崎ではかなりレアなことが起こっていたのです。それは…
「1R~12Rまで1号艇がオール1着」だったこと。
ボートレースとは、インコース(1号艇)が圧倒的に有利な競技。その為、オール1着は意外とありそうですが、過去データを掘り起こしても全く見当たらず。さらに、1号艇オール1着以外にも…
- 10R以外の決まり手は逃げ
- 6号艇の3着以内は1度もなし
- 万舟なし
本命党にとっては最高すぎる”ほぼイン逃げ祭り”となりました。
冒頭でもお伝えした通り、ベストコンディションで行われた訳じゃありません。
レース | 天候 | 風速 | 波高 |
---|---|---|---|
1R | 晴れ | 5m | 3cm |
2R | 晴れ | 6m | 4cm |
3R | 晴れ | 6m | 4cm |
4R | 晴れ | 5m | 3cm |
5R | 晴れ | 6m | 4cm |
6R | 曇り | 3m | 0cm |
7R | 晴れ | 4m | 0cm |
8R | 晴れ | 2m | 0cm |
9R | 雪 | 5m | 3cm |
10R | 曇り | 0m | 0cm |
11R | 曇り | 0m | 0cm |
12R | 雪 | 5m | 3cm |
レースによっては6mの強風が吹き、波高も4cmという荒れ模様。また、晴れ・曇り・雪と安定しない天候が続き、後半は雪混じりで視界が悪くなったレースも。
このような悪天候の中でなぜ1号艇オール1着になったのか?全く理由が分かりません。